~コラム~ 盗聴・盗撮、追加情報


*盗聴・盗撮関連 豆知識

 ~ コラム ~
 盗聴・盗撮、追加情報

 BUG情報・随時更新中!

盗聴器・盗撮カメラは進化を続けています。
機器類だけでなく、盗聴する側、盗撮する側の行為も進化して変化しています。
今まで日常の注意を払わなかった部分にも盗聴・盗撮の魔の手が忍び寄って来ていると言って過言ではありません。


*盗聴・盗撮関連
 豆知識

 ~ コラム ~
盗聴・盗撮、追加情報

BUG情報・随時更新中!

盗聴器・盗撮カメラは進化を続けています。
機器類だけでなく、盗聴する側、盗撮する側の行為も進化して変化しています。

今まで日常の注意を払わなかった部分にも盗聴・盗撮の魔の手が忍び寄って来ていると言って過言ではありません。

Eavesdropping voyeur information ▽


【赤ちゃん監視モニター】

赤ちゃん監視用モニターという物をご存知でしょうか?

子供用品を取り揃えている店などで販売されていますが、発信機と受信機が対で販売されており、この発信機側を赤ちゃんが寝ているベッド等の近くに置きます。

お母さんは受信機側を持って(ポケット等に持参して)、普段の家事や作業をします。

そうすると、赤ちゃんの傍に置かれた発信機は音声(泣き出した音声など)を集音して電波で送信するので、お母さんが持ち歩く受信機がその電波を受け取って常に赤ちゃんの音声(泣き声など)が聞こえて来る状態になっており、お母さんは離れた場所にいても赤ちゃんの状態をある程度把握していられるという物です。

お母さん側には(受信機からは)音声しか出ませんが、赤ちゃんが今寝ているのか?、泣いているのか?、程度の状態は判るという、「赤ちゃんの見守り」的な便利な製品です。
(最近では音声だけでなく、映像もお母さん側へ送信される物もあります。)

発信機も受信機も携帯電話程の大きさなので、普段動き回って家事をするお母さんがポケットに持参していてもさほど邪魔にはならないでしょう。

最近の赤ちゃん監視モニター(ベビーモニター)は音声を送信するだけでなく、カメラが搭載されて映像も送信される物が一般的になって来ている。
お母さんは赤ちゃんから目を離しても持ち歩くモニターによって赤ちゃんの様子が確認でき、他の作業ができるのでとても便利な物ではあるが、だからといって過信して家屋内から離れてしまうような事は厳禁!!

最近の赤ちゃん監視モニター(ベビーモニター)は音声を送信するだけでなく、カメラが搭載されて映像も送信される物が一般的になって来ている。
お母さんは赤ちゃんから目を離しても持ち歩くモニターによって赤ちゃんの様子が確認でき、他の作業ができるのでとても便利な物ではあるが、だからといって過信して家屋内から離れてしまうような事は厳禁!!

しかし注意を要さなければならないのは、この旧式タイプの物は盗聴できてしまいます。
(第三者に盗聴されてしまいます。)

発信機から受信機へは電波で送信していますが、この時の電波は家屋を通り抜けて屋外まで飛んでいます。

この屋外まで漏れ出している電波を第三者にが拾えば、赤ちゃんの泣き声が、延いては家庭内の音声がこの第三者に聞かれてしまうという事です。

簡単に言えばこの赤ちゃん監視モニターは、発信機側はトランシーバーのスイッチをずっとONにしている状態(送信状態)のまま赤ちゃんの傍に置かれている状態と同じなので、その近くで話した音声等は電波に乗ってずっと飛ばされ続けている状態なのです。

現に、街中に飛び交っている電波を探索しながらこっそり盗み聞きする趣味の「盗聴マニア」達のネット掲示板を見てみると、「○○市○○町○○付近で赤ちゃん監視モニターの音声あり」などという書き込みが非常にたくさんあります。

やはりほとんどの方は(お母さん方は)、まさか赤ちゃん監視モニターで拾った音声が屋外まで飛んでいて第三者にも聞かれている場合もある、と認識されていないのでしょう。

最近の新式タイプの物については他人に盗聴される可能性はかなり低い電波形式になっているそうですが、旧式のタイプをご使用の方はアナログコードレス電話機と同程度の電波なので、盗聴マニアとまで言わなくとも少し電波に詳しい者であれば簡単に盗聴できてしまいます。

このような赤ちゃん監視モニターをご使用の方は、念の為にその製品が旧式(アナログ式)の物か新式(デジタル式)の物かの確認を行ってみる事をお勧めしますし、また不必要な時は極力電源を切って頂いた方が良いと思います。




【盗撮映像は誰が撮影してるの?】

盗撮カメラにつきましても基本的な性能や情報をこれまで記述してきましたが、DVD販売店やレンタルDVDには無数の『盗撮ビデオ』なる物(ジャンル)が存在しています。

DVD店舗の中には、『盗撮物』といった特設コーナーが広大な一区画のスペースをもって多数陳列されている店舗さえあります。

また現在では、そのようなアダルトビデオ映像はネット配信で視聴したりダウンロードしたりする方がメインとなっているかもしれません。

そのような『盗撮物』映像のほとんどは、公衆トイレや電車内、浴場の女湯や女性の更衣室などで下着姿や裸の女性を隠し撮りしたものが大半を占めているようですが、ここで一つの疑問が浮かびます。

公衆トイレ等の隠し撮りは犯人が盗撮カメラを仕掛けて録画すれば済む事ですが、浴場の女湯などの女性しか入れない場所で盗撮された映像は一体誰が撮影しているのだろう?

当たり前ですが男性がこのような場所に入れば、直ぐその時点で御用です。

女装?、透明人間?、そもそもヤラセ映像?、

答えは、隠し撮りしている人物が女性なのです。

浴場の女湯は、女性がシャンプーなどを入れたカゴ(いわゆるお風呂セットの手持ちカゴ)に超小型のカメラを隠し入れて、女湯で堂々と隠し撮り(録画)しているケースが非常に多いというのです。

盗撮カメラも非常に小型の物が多数出回っており、100円ライターより小さくて軽量の物もありますので、少し何かで覆ってしまえばなかなか他人に見破られる事はないでしょう。

シャンプーの容器内に超小型の盗撮カメラを仕込んで偽装された物もあるようで、これなら外見はシャンプーそのものですから周りからは絶対に判らないはずです。

このように、女性自身が女性しか入れない場所で女性を盗撮するという手法です。

ではなぜ女性が女性の裸体を撮影する必要があるのか?

女性が女性に好意を持って盗み撮りまでしてしまうというケースも中にはあるでしょうが、しかしそれは非常に少ない極稀なケースだと思います。

女性が女性を盗み撮りする理由、それはほとんどがお金です。

以前にある女性から伺った情報だと、女性限定の高額アルバイトを募集していたので問い合わせをしてみると、そのように小型カメラを忍ばせて女湯やスポーツクラブ内の女性更衣室をこっそり盗み撮りして来る仕事を依頼された、という方がおりました。

その方は、女性限定の高額アルバイトという名目だったので、怪しいとは感じながらもどうせ風俗関係だろうと思って問い合わせをしてみたらそのような仕事内容だったので慌てて断ったそうです。

その時の募集側の応対では、もしそのような浴場の女湯内を撮影して来ると一件当たり25,000円から30,000円の報酬を持ち掛けられたそうです。

このように、女性を雇って女性しか入れない場所を盗撮させて、その映像をDVD化したりネット配信して荒稼ぎする、といった手法が横行しているようです。

中には交際している彼に頼まれて、断り切れずに盗み撮りして来るといったケースもあるでしょう。
(この彼はその盗み撮りされた映像をそのようなサイト側に売って(アップロードして)報酬を得る、というパターンがほとんどではないでしょうか。)

浴場の女湯を盗撮した映像は大量に出回っており、銭湯や健康センターなどの大衆浴場だけでなく、観光ホテルや旅館の温泉などでの盗撮被害も増えている。
浴場内(更衣室内)では、普段気にも留めないような女性の持ち物(お風呂セットのカゴ)などに注意を向けて警戒しなければならない時代なのかもしれない。
(↑画像は盗撮画像ではありません。)

浴場の女湯を盗撮した映像は大量に出回っており、銭湯や健康センターなどの大衆浴場だけでなく、観光ホテルや旅館の温泉などでの盗撮被害も増えている。
浴場内(更衣室内)では、普段気にも留めないような女性の持ち物(お風呂セットのカゴ)などに注意を向けて警戒しなければならない時代なのかもしれない。
(↑画像は盗撮画像ではありません。)

だからこそこれ程の「女性しか入れない場所の盗撮映像」が蔓延するのが頷けます。

もちろんDVD販売店(レンタル店)や公のアダルト映像配信サイトでは、『盗撮物』の映像でもいわゆる “正規品の企画もの” が大半(全て?)なので、そのような企画によって作成されたものであれば問題はありません。

が、闇で販売されるDVDやマニアックなサイトの配信では、そのような本当に盗撮という犯罪行為を犯して撮影された映像がそのまま販売されているという、モロにガチの危険な映像という訳です。

不善にネット配信されているような『盗撮物』映像であれば、配信(販売)前に特には審査のようなものはなく、モザイク処理も何もなく無防備にそのまま配信されているケースも多くあります。
(そもそも盗撮という違法な手段で撮影して来た映像なので審査を受けようがないですね・・)

このような違法なアダルト映像のネット配信などは、映像のデジタルデータ自体は海外のサーバー内に保存されていてそこから配信されるパターンがほとんどなので、警察が捜査に動いてもなかなか摘発されないのが現状のようです。

又、そのような映像をDVD化して販売するケースでは、店舗を構えて販売などすれば一発で御用になってしまいますので、ネット上のあまり人目に付かない闇のようなサイトや会員制の裏サイトのみで販売されているパターンが多いようです。

正規品として公に販売されるDVDやネット配信では、ひと昔前だと倫理委員会といった機関の審査を受けて販売されるケースが多かったので、明らかに違法に盗撮された映像であればそうそう世の中に出回る事は無かったのではと思われます。
(しかしあまりにも数が多いので、若干ながら中には実際に盗撮した犯罪行為で撮影したものでも流通したケースもあったことでしょう。)

このように現在では、個人的に何らかを撮影した映像をその個人が簡単に公開、配信、販売できてしまう時代ですので、配信や販売前に(かつての)倫理委員会のような機関の審査を受けるはずもなく、配信や販売されて世の中に流通してしまってから「この映像は違法だ!」とみなされて、そこから警察が捜査を始める。

そしてそこからどれだけ犯人まで辿り着いて摘発できるか、という流れになってくると思います。

このような違法な商売を行っている犯人にしてみれば、捕まるリスクはあってもそれでも売れるものは売って稼げるだけ稼ぐというのがセオリー。

しかし売れる映像ほど「女性しか入れない場所」というハードルがあるので、「それなら女性を使って撮影すればいい」という構図なのかもしれません。

最近ではこのような「女性が女性を盗撮する」という盗撮手法も横行している為、女性が警戒しなければならないのは男性だけではなく、同性の女性も警戒しなければならない時代だという事でしょうか・・




【ハウリング】

以前に盗聴についてのメール相談で頂いた件のご紹介です。
前出、メール相談のページでもご紹介しておりますが、同様のご相談が多いので再度ご紹介致します。

盗聴の事柄を特集したようなテレビ番組で、発見業者が盗聴器を探して街中を回り、盗聴電波を傍受します。
盗聴電波が発見されると、そこから家を特定して飛び込みで訪問して実際に盗聴器を撤去する。

この盗聴器を撤去する時に、受信機という物を持って部屋内を探索すると「ピュー」とか「キュイーン」といった音が発生するので仕掛けられている場所がスグ判る、という番組です。

たまに放送される盗聴器発見の内容ですが、このような行動と同じ事をしてみたという一般の方がいらっしゃいました。

たまたま知人に受信機という物を持っている方が居たらしく、試しに借りて来て自身の部屋内で探してみたが「ピュー」や「キュイーン」という音は一切発生しなかったとの事。

「そのような音が鳴らなかったので家には盗聴器は存在していない」と判断してホッとしたそうです。

この「ピュー」や「キュイーン」と発生する音はハウリングと言います。

カラオケ等をしていてマイクとスピーカーが近付いた時に共鳴して、このようなハウリング音を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

確かに盗聴器が仕掛けられている場所の特定には、このように受信機を故意にハウリングさせる手法も非常に有効です。

受信機は、知識がなければ扱うのは少々難しい物です。
盗聴器を発見する為に故意にハウリングさせるにも、詳しい知識があって初めて成功します。

受信機は、知識がなければ扱うのは少々難しい物です。
盗聴器を発見する為に故意にハウリングさせるにも、詳しい知識があって初めて成功します。

しかしこのハウリングは、盗聴器と受信機が近付けば必ず発生する訳ではありませんのでお間違えのないようにご注意下さい。

盗聴器は盗聴電波を発信しています。
この発信された電波には必ず周波数というものがあります。

逆に電波を受け取る側の受信機も、この発信されている電波の周波数と同じ設定にしなければ電波を受け取る事ができません。=反応できません。

つまり発信されている盗聴電波の周波数と、受け取る受信機の周波数設定が一致して初めて「ピュー」や「キュイーン」というハウリング音が発生すると理解された方が良いでしょう。
(簡単な解釈としてですが。)

従って、全く何の設定もしていない受信機を盗聴器に近付けただけではハウリングは一切起こらないのです。

この事からも、受信機に電源を入れて部屋中を探し回ったが何の反応も無かったので「盗聴器は仕掛けられていない」と判断するのは間違いです。

やぶからぼうに受信機だけを振り回してみても何の反応も無いのが普通なのです。

テレビ番組等ではハウリングしている部分だけを編集してピックアップし、いとも簡単に盗聴器を見付け出しているように見えますが、実際には簡単にハウリングだけさせている訳では無いのです。

編集等でカットされていると思われますが、まずは盗聴器から発せられる電波の周波数を突き止めて、それから受信機の設定や調節を施してから初めてハウリングが発生するという事です。

盗聴器発見は経験とコツも必要です。

一般の方が受信機を使用していろいろと試してみるのは大いに結構な事とは思いますが、受信機さえ持っていれば盗聴器に対してハウリングは必ず起こる、といった安易な考えは仕掛けられた盗聴器を見逃してしまう事になりますので、ある意味危険な判断と言えます。




【特殊な電話盗聴器、1 】

以前にご相談頂いた固定電話盗聴器に関する件のご紹介です。

「電話の会話を盗聴されているかもしれない」というご相談は比較的多く頂く内容です。

先ず、電話の会話を盗聴するといった場合は家の固定電話に限られます。

ひと昔前までは携帯電話の会話も盗聴されましたが、現在では全ての携帯電話・スマートフォンはデジタル方式の電波になっておりますので基本的に盗聴は無理です。
(家屋内(部屋内)に普通の盗聴器が仕掛けられていて、その部屋内で携帯電話などで会話している声自体が盗聴されているといった、このような状態は除きます。
このような状態は普通に部屋内で発した会話や音声を盗聴されているのと同じ意味になります。)

固定電話の場合は必ず電話線が存在します。

部屋内に固定電話機があり、その電話機から電話線が延びて壁や柱を伝って行き、その電話線は外壁の保安器という物に繋がり、そこから電柱の電話回線へ接続されています。

この電話線の何処かに盗聴器が仕掛けられる(中継される)のが一般的です。

家屋内(部屋内)のポイントでは、電話線と電話線を繋ぐ部品にローゼットと言われるプラスチックのマッチ箱程度の小さな箱もありますが、このローゼット型の盗聴器も販売されていますので、電話線を差し替えて交換されると電話の通話内容が盗聴されるという事です。

仕掛けようとする犯人が家の中まで侵入できない場合では、家の外壁に設置されている保安器という物がポイントになり、ここに盗聴器を仕掛けるケースが最もポピュラーです。

この保安器という物は、落雷時等にヒューズの役割をして電話機器を守る安全装置です。

一戸建て家屋の場合は外壁に箱状の物(十数センチ~二十数センチ程度の長辺)で設置されており、アパートやマンションや企業などの電話回線が複数繋がれている建物では、MDF(※1)やIDF(※2)などと表記されている鉄製の扉式の端子盤に集中して設置されている場合がほとんどです。
(※1)MDF=主にはNTT社の電話回線を集約した端子盤。
(※2)IDF=MDFの次の階層(MDFから分散されて各階などへ振り分けられた部分)の端子盤。

MDFやIDFは、NTTや電話会社が手軽に修理や点検できるように誰でも出入りできる場所に設置されているケースも多いのです。

この保安器内(MDFやIDF内)に設置されている正規のヒューズを盗聴器ヒューズに付け替えてしまえば、これも電話の通話内容が盗聴されるという事になります。

盗聴器ヒューズは、形状も大きさも正規ヒューズと全く同じ外観に偽造して製造、販売されており(そもそも形状や大きさが違うと正規品と交換して付け替えようとしても適合しませんね)、中には「NTT」という刻印まで付けられた悪質な偽装品もありますので、一見しただけでは本物の正規ヒューズなのか、盗聴器ヒューズなのか判りません。

アパートに設置されているMDF端子盤。
アパート各室の電話回線はここに集中しており、点検や修理の際に便利なように各配線には部屋番号が表記されている場合も多い。
これにより一目見ただけで「○○号室はこの配線だ」と判る場合が多く、狙った部屋の回線(配線)に盗聴器を仕掛ける事が可能になる。

アパートに設置されているMDF端子盤。
アパート各室の電話回線はここに集中しており、点検や修理の際に便利なように各配線には部屋番号が表記されている場合も多い。
これにより一目見ただけで「○○号室はこの配線だ」と判る場合が多く、狙った部屋の回線(配線)に盗聴器を仕掛ける事が可能になる。

このような、ローゼット型盗聴器や保安器ヒューズ型盗聴器類は、稼働する為のバッテリー(電源)の心配がいりません。

その仕掛けた電話回線が通話状態になると、当然その電話線に電流が流れますので接続された盗聴器自体にも同時に電気が供給され、盗聴器が稼動できるという原理です。

このように、固定電話の会話を盗聴する電話盗聴器という物は、このローゼット型盗聴器か保安器ヒューズ型盗聴器の二つが代表的なものです。

一般の方では、昨今は携帯電話・スマートフォンでの通話が主なので固定電話では会話しないという方も多いですが、企業や店舗などの商売を行っている場合や官公庁などでは固定電話も往々にして使用されていますので、固定電話の会話内容しか盗聴されないとは言っても多量の情報漏洩が危惧されますし、大きな被害を被る可能性も高いでしょう。

更にそれは、その建物内に入らなくても仕掛ける事ができるので、非常に恐ろしい盗聴器(盗聴手法)とも言えます。

固定電話に(電話回線に)仕掛ける盗聴器で、ひと昔前に脅威だった特殊な物ではインフィニティー型電話盗聴器という物もあり、このタイプは電話機が通話状態になっていなくともその部屋内の音声や会話が盗聴されたという物です。

このインフィニティー型盗聴器の特徴は、一旦固定電話で何らかの通話を行った後、電話が切られたとしても(その通話を終えても)仕掛けた犯人側の操作によって被害者側の電話機を勝手に通話状態にする事ができるという物です。

この機器は、仕掛けた犯人側と盗聴される被害者側が一旦はその固定電話で通話をしなければならないという前提がありますので、間違い電話を装って数秒間だけ通話をし、その直後に犯人側はこのインフィニティー型盗聴器を稼働させる、といった方法が最も多かったようです。

盗聴したい相手が身内や知人であれば普通に電話を掛けて何かたわいもない会話をし、インフィニティー型盗聴器のスイッチをONにする、という手順を行えば簡単にその部屋内を盗聴できたという訳です。

このようなご紹介をするとインフィニティー型盗聴器というものは非常に恐ろしく脅威の盗聴器と思われるかもしれませんが、ここ最近ではインフィニティー型盗聴器自体が販売もされていないようで、そのような専門店でもまず見掛ける事もなくなりました。

インフィニティー型盗聴器による被害の報告も、ここ最近では皆無のようです。

しかし、ひと昔前は実際に一般にも流通していた機器ですので、今でも所持して保管している人は多数居るのではないかと推測されます。

盗聴器の世界にも流行り廃りはあるようです。




【特殊な電話盗聴器、2 】

電話回線(電話線)を利用した特殊な盗聴器は、過去には他にもありました。
(現在ではまず行われていないのではと思われます↓。)

広い意味で電話盗聴器と呼ぶ人も居ましたが、固定電話の通話内容を盗聴するものではなく、前出したインフィニティー型盗聴器と同じように部屋内の音声や会話を盗聴する為に固定電話の回線(電話線)を使用した盗聴手法です。

電話線は文字通り電線です。

この電線に部屋内で集音した音声や会話を流せば、電話線が繋がっているある程度の範囲の何処からでも音声や会話が取り出せるといったシステムです。

集音するマイクの部分はその目的の部屋内の固定電話であったりその付近に仕掛けられ、そこで集音した音声を電気信号として電話線に流せば必然的に信号は電話線に沿って屋外まで流れていくので、その屋外の特定の場所でこの電話線を流れてきた信号を吸い取る形で盗聴するというものです。

この屋外へ流れ出た電気信号を吸い取る特定の場所というのは、その仕掛けた家屋から延びた電話線が最初に繋がっている電柱の接続部分から吸い取るなど、普通では想像しがたい大胆な方法で行われた事もあったそうです。

一説では、昭和の中後期ころに捜査機関によって行われていたという例があります。
これは、ある家屋が過激派のアジトである事が判明したので、その家屋内に一度だけ侵入してこの電話回線盗聴器(集音するマイクの部分)を仕掛ける。
 ↓
この仕掛けられた盗聴器(集音するマイクの部分)で拾ったその部屋内の会話や音声は、電気信号(電流)に変換されて電話線に流される。
 ↓
この信号(電流)は必然的に電話線に沿って屋外の電柱まで流れて来る。
 ↓
この電柱に電気工事を装って登り、密かにこの電話線へ更に電線を繋いで(分岐させて)電流を吸い取れる形に施す。
 ↓
この電流を吸い取る為の分岐された電線は電柱に沿って垂らされた状態にしておく。
 ↓
この時点で、電柱に沿って垂らされている電線(分岐された電線)には過激派アジト内の会話や音声が電流として流れて来るので、この電線に専用の受信機を接続するとアジト内の会話や音声が聞き取れる、
というものだったそうです。

この為、このポイントとなる電柱(分岐されて垂らされている電線)に交代で捜査員が足を運び、専用受信機を繋いでは過激派達の情報収集を行っていた、とのこと。

ですがこの電話回線(電話線)を利用した盗聴手法は、このように仕掛けるのにも電流を吸い取って聞き入れるのにもかなりの専門知識と手間暇の掛かる大掛かりな作業を行わなければならないので、実際に行われていたのは稀だという事です。

この機器類も現在では販売されていないようですし、もしこれを一般人が行おうとすれば電気工事と有線電気通信についてかなりの詳しい知識をもった者でもなければ実行不可能でしょう。
(たしかに、その目的の家屋を盗聴してやろうという目論見があったとしても、公の電柱に業者を装ってまで登り、電線(電話回線)にまで細工を施すとなるとそうそうできるものではないと思います。)

尚、これらの電話通話用盗聴器や電話回線を利用した室内の音声会話用の盗聴器は、仕掛けられた状況や配線の接続の仕方を見ればほぼ見分ける事ができます。

電話の通話時のみ盗聴される電話盗聴器は、電話の配線に直列に接続されます。

電話回線を利用した室内の音声会話用盗聴器は並列に接続されます。

  一例↓

基本的に電話線は L 1 と L 2 と言われる2本の配線で繋がっています。

左図のように1本の電話線にのみ直列に接続されている物は、電話の通話時のみ盗聴される電話盗聴器です。
つまりこれは通話時の会話のみが盗聴されます。

右図のように2本ある電話線に並列に(L1とL2の2本共に)接続されている物は、電話線を利用した室内の音声会話盗聴器である可能性が高いです。

特殊なインフィニティー型盗聴器はこちらの右図の部類に入り、このような接続式の盗聴器は、電話機は通話状態になっていないと思ってもその部屋内の音声や会話は(電話機が集音していて)盗聴されている事になります。

盗聴器本体はどちらも小型で同じような外見ですが、このように接続されている状態でどちらのタイプなのかが判断でき、その結果、電話で通話中の会話のみが盗聴されていたのか、普段の部屋内の音声全てが盗聴されていたのか、推測できるという訳です。

このように、「固定電話の盗聴」と一口に言っても様々な種類の盗聴機器や盗聴の手法がありますが、ただやはり一般人であれば、上記したような電話回線(電話線)を利用して部屋内の音声まで盗聴される特殊な手法はまず行われておらず、現在ではこの盗聴被害に遭う事はないでしょう。

一般人が被害に遭う固定電話の盗聴となると、やはり通話中の会話のみが盗聴されるものに限られると思います。

現在一般的に流通している物も左図のような電話の通話中のみが盗聴される盗聴器が主流で、更にそれが無線式になっている物が大半を占めています。

これは固定電話の通話中のみを集音し、その集音した音声を電波として発信するという物で、普段は(通話状態になっていない時は)一切作動していません。

これは前出したような「ローゼット型盗聴器」や「保安器ヒューズ型盗聴器」がこれに当たり、最近ではこれらの盗聴器は安価の物になると5,000円程度の物も販売されています。

更に、仕掛ける犯人側にしても今付いている正規の「ローゼット」や「ヒューズ」と交換するだけですので、非常に簡単に仕掛ける事ができるという利点からも流通、蔓延するのに拍車が掛かります。

従って、一般人で「固定電話の盗聴が怖い、不安がある」といった場合は、現在ではこちらの通話中の盗聴器に特化して警戒が必要である、と言えます。




【道の駅のトイレが危ない!?】

道の駅のトイレが危険!?
以前よりそのような情報が囁かれていました。

何が危ないのか?

それは盗撮カメラが仕掛けられやすいという情報です。

その道の駅によって一概には言えないでしょうが、大半の道の駅のトイレは夜間になると利用する人は極端に少なくなります。

そして昼間は利用する人が比較的多い場所。

観光バスなども良く利用するので団体でトイレを利用するケースも多々あるでしょうし、特に週末や休日は突発的に混雑もする場所です。

この状況を考えて盗撮犯が取る行動は、夜間の人の目が極端に少ない時にトイレ内へ忍び込んで盗撮カメラを仕掛ける、という行動です。

夜間であれば男性の盗撮犯が女子トイレへ忍び込むのも簡単でしょう。

もちろん道の駅によってはトイレの出入り口にも防犯カメラが設置されている場合も多いと思いますが、そもそも防犯カメラで録画され続けている映像は、何らかの事件や事故などが起こった際には観返して確認されるものの、取り立てて何もなかった日の録画映像を早戻して(巻き戻して)毎日チェックしているケースは非常に少ないと思います。

この為、事前に「盗撮の疑いがある」と認識されている施設ならまだしも、何も問題提起されていない施設であれば女子トイレにサッと入り込む男性のような姿が一瞬録画されたからといって、犯罪として警戒されるまでは滅多に無いのではないでしょうか。

道の駅のトイレが盗撮のターゲットになりやすい!?
特に行楽シーズンや学校の旅行が多くある時期などは盗撮犯も活発に動き始めるという。
学校のバス旅行で道の駅のトイレ休憩に立ち寄れば女子生徒の団体が利用するので、盗撮犯にすると “恰好の餌食” と捉えているのかもしれません。
(↑画像の道の駅は盗撮とは関係ありません。)

道の駅のトイレが盗撮のターゲットになりやすい!?
特に行楽シーズンや学校の旅行が多くある時期などは盗撮犯も活発に動き始めるという。
学校のバス旅行で道の駅のトイレ休憩に立ち寄れば女子生徒の団体が利用するので、盗撮犯にすると “恰好の餌食” と捉えているのかもしれません。
(↑画像の道の駅は盗撮とは関係ありません。)

この夜間に人目を避けて忍び込んだ盗撮犯は時間を掛けてじっくりと、そして確実に盗撮カメラを仕掛ける事が可能で、そうそう怪しまれる心配もないという訳です。

そして夜が明けると何も知らずにトイレを利用する、被害者と成り得てしまう人がたくさん入場して来る。

仕掛けた盗撮犯は、また日が暮れてからその日の昼間に撮影録画されたカメラ本体を回収する為に忍び込む。

回収して来たカメラ本体は、現在ではマイクロSDなどの媒体に記録(録画)される物が一般的なので、そのマイクロSDを交換して再度忍び込んで仕掛ける。
(もっとも現在では、盗撮カメラは高性能な製品でも安値で販売されていますので、複数台所持していればカメラ本体のみを交換して来るだけで済みます。)

これを繰り返すとトイレ内盗撮の無限ループ状態となり、盗撮犯にしてみれば非常に理に適ったトイレ施設であるという事です。

更には、盗撮カメラには無線式の超小型カメラもあり、これは文字通りカメラが撮影した映像がその場で電波として発信されますので、一度仕掛けた犯人はトイレから離れた場所でこの発信された電波を受信し、盗み撮りされ続けている映像をリアルタイムでモニターできるという方法もあります。

道の駅ですから駐車場に車両が停まっていても何ら不思議はなく、その停められた車内で電波を受信する受像器を操作して映像を観ていれば犯人は発覚する事も足が着く事もまずないでしょう。

盗撮カメラを仕掛ける事に関しては公園などの公衆トイレでも同じ事は言えますが、何よりもトイレを使用する為に立ち寄るという目的の利用者の数を考えると、圧倒的に道の駅のトイレの方が “仕掛ける価値がある” という事が言えるのかも知れません。

ターゲット(被害者)になりやすい、そして最もターゲットにしたい対象は、やはり若い女性でしょう。

観光シーズンなら学校の遠足やバス旅行でも道の駅は良く利用されますので、必然的に女子学生や女子生徒が団体で利用する事も多い、となればこれも盗撮犯にとっては “公園より道の駅のトイレの方が仕掛ける価値がある” という事になります。

これらの事を鑑みても、道の駅のトイレ(特に女子トイレ)は盗撮犯罪の温床となりやすいトイレであると言えます。

最近の道の駅のトイレはどこでも清掃が行き届いていて綺麗になっていますので、不要なゴミなどがトイレ内に散乱しているというケースは少ないと思います。
(不要なゴミや不要な置物などがあれば、そのような物に紛れ込ませる形で盗撮カメラを仕掛け易くなります。)

盗撮犯にしてみれば綺麗に清掃されて不要物が置かれていないトイレほど盗撮カメラを仕掛ける場所には苦労する事とは思われますが、それでも被害の報告は聞かれるので、使用者に気付かれないような隠密に隠し置ける場所をなんとか考えて探し出しているのでしょうね。

これも先ほどの「夜間であれば男性が女子トイレへ忍び込むのも簡単」という事に繋がりますが、夜中にトイレに忍び込んでしまえば数時間に渡ってカメラを仕掛ける場所など、じっくりと試行錯誤できるという訳です。

以前に多く聞かれたケースでは、女子トイレの汚物入れが細工されてその中に超小型の盗撮カメラが仕掛けられていた、というケースは頻繁にあったようです。

現在の盗撮カメラは100円ライターより小さい物も一般的に流通しており、そのレンズ部分は1mm程度の物もあります。

汚物入れは基本的にはプラスチック製ですので、レンズが覗く数mm程度の穴を空けるのはいとも簡単です。

盗撮犯はプラスチック製の汚物入れを一旦持ち出して来て細工し、内部に盗撮カメラを仕込めるように施して元の場所に戻しておけば「盗撮カメラ設置箱」が完成してしまうのです。

掃除員の方も「もしかしたら盗撮カメラが仕掛けられているかも知れない」という認識があって日々注意を払っていれば発見できるかもしれませんが、そのような想定が全くなければ気付く事は難しいのではないでしょうか。

又、車の鍵も最近では無線通信で施錠や解錠を行うスマートキー(キーレス、リモコンキーなど)のタイプが増えていますが、このスマートキーのキーホルダー型そっくりに偽装して作成された盗撮カメラがベストセラー品として大量に販売されています。

このスマートキータイプ小型カメラが盗撮に利用されるケースが全国的に非常に多く、この道の駅のトイレを狙った盗撮にも使用されるケースは多い事と思われます。

このような物がトイレ内に仕掛けられていた場合、これをたまたま掃除員の方が発見してもまさか盗撮カメラだとは微塵も思わないかもしれません。

「車のリモコンキーのようだが利用客の忘れ物か・・」として処理され、無意識のうちに盗撮という犯罪が闇に葬られているケースは間違いなくある事でしょう。

このような、いわゆる「盗撮マニア」とでも呼べる人達は表立って知られていないだけで、かなりたくさん存在しているはずです。

自己防衛も大切な分野だと思いますので、皆さんもご注意下さい。