盗聴・盗撮の被害


盗聴・盗撮の被害に遭ってしまった場合、
日常生活にどのような変化が現れるのか?、どのような現象が起きるか?

又、どういう犯罪に発展するのか?

あくまでも一例ですがご紹介致します。

盗聴・盗撮の被害に遭ってしまった場合、
日常生活にどのような変化が現れるのか?、
どのような現象が起きるか?

又、盗聴・盗撮からどのような犯罪に発展するのか?

あくまでも一例ですがご紹介致します

Eavesdropping damage ▽


 【機械的な現象・異常】

盗聴器や盗撮カメラは、
前出、『盗聴器とは?・盗撮カメラとは?』にてご紹介のように99パーセント以上の物が電波を発信する物です。

この発信される電波は「盗聴電波」・「盗撮電波」と呼ばれ、この電波によって他の家電製品等が何らかの影響を受けるという話もあり、ネット上にはそのような事柄が書かれているものも目にします。

それによって「自宅に盗聴器や盗撮カメラが設置されると家電製品等に異常が現れるので仕掛けられた事が判る」と言われるものですが、しかしそれは本当なのでしょうか?

その話(情報)が本当であれば家電製品等に現れる異常を確認、把握すれば自宅に盗聴器類が仕掛けられているか否かの一つの判断になるかもしれませんが・・

この盗聴電波などによって影響が現れやすいと良く言われているのは↓

■電話で通話中にノイズや雑音が入る、又、急に話し声が大きくなったり小さくなったりする。

■テレビの画面に映像の荒い部分が現れたり、映像が乱れる。

■テレビなどからキーンという音がする。

■ラジオを聞くと、問題無く聞けるラジオ局のはずがノイズや雑音が入ってクリアに聞こえなくなる。

■蛍光灯がチラチラする。

■デジタル時計が狂う(時刻がズレる)。

等がよく言われている現象ですが、これらの事柄を当方にて実際に検証実験を行ってみた結果は、
「ラジオを聞くと雑音やノイズが入ってクリアに聞こえなくなる」という項目以外は他にはそのような現象は起きませんでした。

盗聴器や盗撮カメラから発せられる電波は微弱な為、必ず周囲の家電製品に影響を及ぼす訳ではない。
むしろ全く影響がみられない場合がほとんどである。
盗聴器を仕掛けられると家電製品等に雑音やノイズが現れるという噂は都市伝説??

盗聴器や盗撮カメラから発せられる電波は微弱な為、必ず周囲の家電製品に影響を及ぼす訳ではない。
むしろ全く影響がみられない場合がほとんどである。
盗聴器を仕掛けられると家電製品等に雑音やノイズが現れるという噂は都市伝説??

この、ラジオに雑音やノイズが入るという現象も、実際の盗聴器を稼働させてラジオにかなり近い距離に接近させてようやく少し聞こえ方に変化と雑音(ノイズ)が現れるかな・・、程度のものです。

又、一般的な盗聴器ではなく、電話回線に仕掛ける特殊な固定電話用盗聴器を検証した結果、通話の声に雑音やノイズまでは認められなかったものの、若干エコーがかかったような聞こえ方に変化する現象は起きました。

しかしこの上記二点以外は、他の家電製品には一切変化は確認できなかったのです。

このように、盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられれば家電製品に必ず何らかの変化、異常が現れるという訳ではないのです。

逆に言えば、うちの家電製品(電話、テレビやラジオ等)には全く異常が無いので盗聴器類が仕掛けられている可能性はない、と決め付けるのも早計という事になります。

結論を言えば、
盗聴器や盗撮カメラを仕掛けられると家電製品に何らかの異常が現れるという話(情報)も聞かれるが、実際にはそのような事実は無く、もしあってもラジオを聴いていて微小な雑音やノイズが現れる場合もある、という程度のものと言えます。





 【日常生活上での変化・心当たり】

盗聴器や盗撮カメラによって家電製品等に何らかの異常が現れるという話は確実性がほとんど無い情報でしたが、日常生活の中では確実に判る変化が起きる場合は多々あります。

盗聴器類が仕掛けられたターゲットになってしまうと、意外と報告が多いのは突如として無言電話や間違い電話などが掛かって来るというものです。

『盗聴器とは?・盗撮カメラとは?』にてご紹介のように、盗聴器類が仕掛けられて盗聴電波を発信すると数百メートルの範囲にこの電波が飛びます。

仕掛けた犯人は、この電波をキャッチする為に仕掛けた家屋(起点)から数百メートルという電波の届いている範囲まで傍聴しに来なければならない訳です。

しかし、仕掛けた家屋に誰も居ない時に(ターゲットが居ない時に)足を運んでも意味がない訳で、確実に家に居る、帰宅しているという事を確認する為に電話を掛けて来るという事なのです。

無言電話や電話を受けた途端に切れるような方法でも在宅を確認できるので、盗聴器類が仕掛けられ始めるとこのような不審な電話が急に増える事があります。

又、ストーカー的な行為の中では、犯人はこっそりと様子を探る目的ではなく、そのターゲットを驚かしてやろうという思惑だったり怖がらせてやろうという思惑の場合は「自分の存在を知らせてやろう」という意味で、ターゲットとされた人物が帰宅直後にタイミング良く電話が掛かって来たり、お風呂やトイレに入った時に限ってインターホンが鳴ったりする、といった嫌がらせもあります。

ストーカーによって盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられた、と一口に言ってもその目的はさまざまな思惑がある。
恋心で「聞きたい、見たい」というものなのか、
「嫌がらせ」をする目的なのか、
まずはそれを判断する事も重要と言えます。

ストーカーによって盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられた、
と一口に言ってもその目的はさまざまな思惑がある。
恋心で「聞きたい、見たい」というものなのか、
「嫌がらせ」をする目的なのか、
まずはそれを判断する事も重要と言えます。

これは犯人が「あなたの行動はリアルタイムで知っているんだよ・・」と遠回しにターゲットに教えて怯えさせてやろうという欲望によるもので、仕掛けた盗聴器を聞いていれば物音でターゲットが帰宅した瞬間などが判る為です。

盗撮カメラを仕掛けたのであれば完全に映像としてターゲットの行動が把握できるので、帰宅も在宅も外出も一目瞭然という訳で、被害者の人物が何らかのアクションを起こすタイミングに伴って(合わせて)犯人もわざとアクセスを起こすなどの嫌がらせを行うケースは多くあります。

このような事柄に心当たりがあれば要注意と言え、それは単なる恋愛感情を基にしたストーカー行為よりも悪質な「怯えさせて恐怖を与える目的」の嫌がらせである可能性が高いと言えます。

盗聴器類からは数百メートルの範囲に電波が飛ばされるという部分に関すると、近所で受信機(無線機)のような物を持って徘徊している人物を見掛けたり、不審な駐車車両があって車内の人物がそのような受信機(無線機)のような物を持っていた、イヤホンをしていた、といった場合も注意が必要でしょう。

それは『実際に盗聴器類を仕掛けた犯人』以外にも、前出した『盗聴マニア』である可能性もあり、これらの多くは車両でその盗聴電波や盗撮電波が受信できる場所まで赴き、車内で受信機や受像器などを操作して傍受するのが一般的な為です。

見慣れない車両が停まっているが車内にはずっと人が乗ったままになっている、といった場合は念のために警戒する事も必要かもしれません。





 【犯罪への発展】

このような盗聴器や盗撮カメラを仕掛けられた時点で犯罪と言ってもよいくらいの非常に迷惑な事ですが、このような物を放置しておくと更に悪質な犯罪に発展する可能性が大いにあります。

先ず真っ先に懸念される犯罪は “ 空き巣 ” です。

盗聴器でも盗撮カメラでも、仕掛けられるとその家人の行動が読み取れるので在宅か留守かが判ります。

「今はその家屋は完全に留守だ」と判れば空き巣に入る絶好の機会が判るという訳です。

行き当たりばったりで空き巣に入ってみるリスクを冒さなくとも、この盗聴器類から得られる情報を基にして「何時~何時は家に誰もいない」といった行動パターンを把握しておけば、事前に計画を練って悠々と忍び込む事も可能になります。

これを逆に考えると、過去に空き巣の被害に遭ってしまった方や過去に何度も空き巣に狙われた事がある方は、もしかするとその家屋には盗聴器類が仕掛けられていて音声を垂れ流しており、空き巣犯に計画的に犯行を行われていたのではないか、という推測もできます。

盗撮カメラであれば映像そのものから家人の行動が丸裸の状態ですが、盗聴器でも現在は集音の性能が非常に良いので音声だけでもその人物がいま何をしているのか、結構把握できるものです。

盗聴器が拾う物音や音声で在宅か留守かが判断できる。
空き巣狙いの犯人にとってはこれほど侵入しやすい家は絶好の標的となる。
「盗聴→空き巣」といった流れは珍しい事ではなく、犯人側にすると今や常識!?
空き巣犯は街中で偶然発見した盗聴・盗撮電波も侵入する為の一つの判断材料にしているかもしれない。

盗聴器が拾う物音や音声で在宅か留守かが判断できる。
空き巣狙いの犯人にとってはこれほど侵入しやすい家は絶好の標的となる。
「盗聴→空き巣」といった流れは珍しい事ではなく、犯人側にすると今や常識!?
空き巣犯は街中で偶然発見した盗聴・盗撮電波も侵入する為の一つの判断材料にしているかもしれない。

テレビの音声、水を流す音、鍋や食器の音、パソコンのキーボードを叩く音、ライターの音、歩く足音からお風呂に入っている音まで・・

更に極端に言えば、何気ない独り言も危険です。
普段部屋に居て、何らかの事情で銀行の預金通帳の残高が知りたくなった時に何気なく「え~っと、通帳、通帳・・」などと独り言を言いながら預金通帳を取りに行っていませんか?

その直後に預金通帳の仕舞ってある戸棚の扉を開閉する音を鳴らしていませんか?

そのような微かな物音でも盗聴器は拾って電波で飛ばしてしまうので、ちょっと勘の良い犯人がこの音声を傍聴していただけで預金通帳がおおよそどこに仕舞われているのか判ってしまうのです。

扉の開閉の音、それは金属製の扉の音なのか木製の扉の音なのか?、
テレビの音声は聞こえているのでそこから歩く足音は何歩くらいだったか?、
テレビ音声と同じ部屋内か離れた部屋内か?、
聞いている犯人が頭を働かせて推測すれば、部屋内のどのような所にどのような物が有るのかまで判ってしまうという訳です。

又、家族や身内間での会話や電話などは、意外と他人には知られたらまずい個人情報や秘密事項を平気で話しているものです。

もちろんこれは人間なら誰でも仕方ない事ですが、会話・通話相手は自分の身内の者だから話しても大丈夫だという絶対的な安心感が前提にあるからこそであり、このような会話内容を赤の他人が盗み聞きしているなどと夢にも思わないからこそです。

その会話内容が盗聴電波に乗って発信され、離れた場所に居る第三者が勝手に聞いているのですから堪ったものではありません。

このように、盗聴器や盗撮カメラを仕掛けられただけで既に目に見えないプライバシーは被害に遭っていると言っても過言ではありませんが、それを知らずに放置しておくと更に目に見える実損の被害に発展してしまうケースも往々にして有り得ます。

まさに盗聴器や盗撮カメラを仕掛けられるという状態は “百害あって一利無し” と言えます!!