盗聴・盗撮のケース


盗聴・盗撮されやすいケースや、盗聴・盗撮されやすい場所とは?

過去の被害の報告や統計なども含めてご案内しております。

仕掛けられやすいケースは、異性関係のトラブルやストーカー行為に関する場合ばかりとは限りません。
友人、知人、同僚、身内や親戚でも様々な理由で仕掛けられるケースがみられます。

又、そのように盗聴や盗撮のターゲットとされてしまって仕掛けられるケースではなく、目的の対象では無いのにたまたま被害に遭ってしまうような場合もあります。

『目的があって仕掛けられる』ケースと、『目的とされた訳ではないのにたまたま被害に遭ってしまう』ケースの違いとは?

盗聴・盗撮されやすいケースや、盗聴・盗撮されやすい場所とは?

過去の被害の報告や統計なども含めてご案内しております。

仕掛けられやすいケースは、異性関係のトラブルやストーカー行為に関する場合ばかりとは限りません。
友人、知人、同僚、身内や親戚でも様々な理由で仕掛けられる場合がみられます。

又、そのように盗聴や盗撮のターゲットとされてしまって仕掛けられるケースではなく、目的の対象では無いのにたまたま被害に遭ってしまうような場合もあります。

『目的があって仕掛けられる』ケースと、『目的とされた訳ではないのにたまたま被害に遭ってしまう』ケースの違いとは?

Case to set ▽


 【目的があって仕掛けられるケース】

恋愛感情が主にある場合やストーカー行為などで顕著なのは、
「その人物の表向きの様子ではなく、誰にも見せないプライベートの様子や裏の顔を知りたい・・」といった目的があって仕掛けられるケースが大半でしょう。

「あの人の普段の生活を覗いてみたい・・」

「自分と会っている時は良い態度(印象)だが、陰ではどんなふうに言っているのだろう・・」

「他に付き合いのある人間や交友関係は?・・」

 等々・・・

言い出したらキリがありませんが、「ある人物の裏の顔が知りたい」というような感情は、人間ならば誰でも一度は思った事はあると思います。

しかし、そのような感情が大きく膨らみ過ぎて暴発してしまい「盗聴器や盗撮カメラを仕掛けてみよう」と思ってしまったら・・

又、恋愛感情や付きまとう目的ではない場合、実質的な利益が絡んで仕掛けるというケースもあります。

「会社、企業の経営状態や内情を盗み取る為に、その相手の社内に仕掛ける・・」

「企業間で契約や取引的な事があるが、相手はどんな腹なのか事前に知っておきたい・・」

「ライバル会社の弱みになるような情報を知る事はできないだろうか・・」

 等々・・・

こちらも言い出したらキリがない程ありますが、「社内の事務室に盗聴器が仕掛けられていて、そこで話していた入札に関する情報がライバル会社に盗み聞きされ、入札を妨害された」といった被害の報告も過去に実際にありました。。

社内の会議室や事務室などに盗聴器が仕掛けられていたというケースは意外と多い。
仕掛けたのは、
社内の人間なのか?
外部の人間が忍び込んで仕掛けたものなのか?
仕掛けた犯人を特定するのは非常に困難な場合が多い。

社内の会議室や事務室などに盗聴器が仕掛けられていたというケースは意外と多い。
仕掛けたのは、
社内の人間なのか?
外部の人間が忍び込んで仕掛けたものなのか?
仕掛けた犯人を特定するのは非常に困難な場合が多い。

そもそも、家屋内や社内などに仕掛けられていたようなケースで、明らかに身内の人間の仕業ではないと判断できる場合は、その家人が留守の間に勝手に不法侵入までされて仕掛けられている可能性も勘案されるという事になってきます。

他人の家屋にまで浸入して仕掛けるという事は、万が一この犯行が見付かってしまえば逮捕されて刑事事件に発展する事も覚悟の上でも、それでも仕掛けようとする程の “強い目的” がある旨が伺えます。

公共施設や公衆トイレなど、誰でも気軽に出入りできる場所に仕掛けられていた場合は特には強い目的までは無くとも、「なにか面白い話が聞ければラッキーだ、なにか面白い映像が見られればラッキーだ」といったイタズラや遊び半分でという弱い目的で仕掛けられるパターンも想定されますが、このようにその仕掛けられていた場所や仕掛けられていた状態などによっておおよその犯人の思惑も推測可能であると言えます。

その他の例では、
「パートナーが浮気している可能性があるので仕掛けて様子を探ってみよう・・」

「子供が友人を部屋に招き入れているが悪い友人ではないだろうか、会話をこっそり聞いてみよう・・」

といった、監視の意味合いで自分の身内の人間に対して盗聴器類を設置する場合もあるでしょう。

このように、人間の「こっそり知りたい・・」という目的や欲望は数限りなく存在していますが、上記したような事柄(それに類似した思惑)で盗聴器や盗撮カメラを仕掛ける場合は共通して
“何らかの目的があった上で仕掛ける” というパターンです。

基本的には、その仕掛けられた人物が盗聴・盗撮のターゲットとなってしまった場合が多く想定されるでしょう。

前出『盗聴器とは?』、『盗撮カメラとは?』でご紹介しましたように、盗聴器や盗撮カメラは家に居ながら通信販売やネット販売などで簡単に注文可能で、数千円~2万円程度の出費で手に入れる事ができます。

これらは、現在の日本の法律では売る事も買う事も全く違法ではありませんので、購入する事にさほど抵抗はありません。

この為、「盗聴してみたい・・」、「盗撮してみたい・・」 という欲望があって『盗聴器や盗撮カメラ』という物の存在を知っている人間ならば誰でも簡単に購入→設置できてしまうのです。

このような『目的があって仕掛ける』パターンでも、ひと昔前であれば
「会社や企業にとって重要な情報を持っている人物」、「多くの財産を所有している人物」などが盗聴器類の被害者と成り得るという風潮もあったようですが、そのような感覚は盗聴器や盗撮カメラが20万円や30万円もしていた時代の話です。

この昔のように、盗聴器類は数十万円もの出費を要して特定の専門店などに足を運ばなければ手に入らなかった稀代な機器であった頃ならば、よほど “強い目的” でもなければそうそう使われる物ではなかったのかもしれません。

しかし、現在では誰が購入して持っていても不思議ではない時代ですので「仕掛けてみよう・・」の一歩さえ踏み込まれてしまうと、誰でも盗聴・盗撮のターゲットに成り得てしまうという訳です。

この為、『盗聴・盗撮されやすいケースは?』 というタイトルですが、結論を言えば「盗聴器・盗撮カメラはイタズラ感覚程度の目的でも使用される時代なので、誰でも仕掛けられる可能性はある」という事ではないでしょうか。




 【目的は無くたまたま被害に遭ってしまうケース】

上記のように、「盗聴してやる!」や「盗撮してやる!」といった何らかの目的があってそれらの機器を仕掛けられるケースは、その被害者となる人物や企業などが特定のターゲットになってしまった状況です。

しかし中には、盗聴や盗撮されるターゲットにならなくとも偶発的にそれらのプライバシー漏洩被害に遭ってしまう場合があります。

このようなケースが非常に厄介で、特に被害の報告が多いのはリサイクルショップや中古品販売店で購入した家具や家電製品内に既に盗聴器類が仕込まれていて、たまたまそのような物を購入してしまったばかりに被害に遭ってしまうというケースです。

もしそのような製品を購入して家に入れてしまうと、その製品から盗聴電波や盗撮電波が発信され続け、結果的に被害者本人は知らないまま永遠と盗聴・盗撮の被害者となってしまっているという事です。

しかしここで頭を過るのは、
「もしこのようなケースでたまたま盗聴器類が仕込まれた物品を家に入れてしまったとしても、目的があって傍受される訳ではないので、ここに盗聴器類が存在している事は誰にも知られないだろう・・」
と思われる方も居るでしょう。

ですが世の中には『盗聴マニア』と呼ばれる人々もたくさんおり、このような人々にこの盗聴電波や盗撮電波をキャッチされるのです。

この『盗聴マニア』と呼ばれる人達は誰がターゲットでも構わないのです。

つまり「あの人の会話や音声が聞きたい!」という特定のターゲットは無く、日頃から性能の良い受信機を持って家々(住宅街など)を探索して回り、盗聴電波や盗撮電波が拾えればラッキーで、その見ず知らずの家から発信されている電波を傍受して暇つぶしに楽しみます。

これを聞いていればその家の家族構成から人間関係、生活習慣や家庭内の秘密の会話なども聞けて面白いという訳です。

この行為自体が趣味なのです。

その傍受している『盗聴マニア』が何処の誰だか知らない人物とは言え、プライベートな会話などを赤の他人に聞かれて決して良い事は無いはずです。

知らないうちに被害者となってしまい、知らないうちに『盗聴マニア』達の餌食になっているという事になり、その被害者からするとこの『盗聴マニア』達に怒りを覚えるかもしれませんが、しかしこの『盗聴マニア』という趣味は違法行為でも何でもありません。

飛び交っている電波(盗聴電波・盗撮電波)をたまたま受信しただけという意味合いであり、それを傍受しただけでは罪には問えず、もしこのような人々を見付けた場合でも何ら法的に咎める事はできません。

盗聴マニア達は性能の良い受信機を持って家々(住宅街など)を回り、盗聴電波や盗撮電波を探す。
運良くそのような電波を拾えれば、その家の中のプライベートな情報をこっそり楽しむ事ができる、という趣味である。
公に知られていないだけで、実際は全国にかなりの数が居るとのこと。

盗聴マニア達は性能の良い受信機を持って家々(住宅街など)を回り、盗聴電波や盗撮電波を探す。
運良くそのような電波を拾えれば、その家の中のプライベートな情報をこっそり楽しむ事ができる、という趣味である。
公に知られていないだけで、実際は全国にかなりの数が居るとのこと。

更に、この『盗聴マニア』達に盗み聞きや盗み撮りされているだけならまだしも、そこから次の段階に進んで酷い場合には、『盗聴マニア』達によってサイトやネットの掲示板などに暴露されている場合もあるという事です。
「○○市○○町○○付近に盗聴電波有り。」、
「○○町○○アパートには若くて綺麗な女性が独り暮らししている事が判明。」、
「○○の家はいつも○○○の会話をしているので面白い。」、
などという書き込みをされて、被害者本人は全く知らないうちにインターネットの全世界に音声や映像、個人情報を暴露されている場合も実際に有り得るのです。

これは可能性として有り得るという話ではなく、実際にそのような掲示板は存在しています。

このような盗聴電波や盗撮電波が確認できている場所は、その情報は共有され、そのスポットに益々『盗聴マニア』達が群がってくるという構図にもなっています。

数万円程度の受信機を購入して盗聴電波や盗撮電波に関する知識を蓄えれば誰にでもできる趣味ですので、この『盗聴マニア』達は全国にかなりの人数が居るそうです。

又、盗聴器にはFMラジオと同じ周波数帯の電波を使用した物も有り、これは文字通りその盗聴電波がFMラジオと同じ電波です。

このような盗聴器が仕掛けられていれば会話や音声を集音してFM電波で飛ばしますので、聞く側は普通のFMラジオでその家の内情が聞けてしまう、という事になる訳です。

特殊な受信機が無くとも市販のFMラジオで聞かれてしまうのですから、『盗聴マニア』と言わずとも隣近所の誰にでも傍聴される可能性が有り、これもまた最悪なケースと言えるでしょう。

又、前述したリサイクルショップや中古品販売店で購入した物の中に運悪く盗聴器類が仕込まれていたというケース以外では、転居して住み始めた家屋自体に既に盗聴器類が設置されているという場合も多々あります。

アパートやマンション等は、自分が入居する以前の住人に仕掛けられた盗聴器がそのまま残されているケースも多い。
前住人に仕掛けた犯人はわざわざ危険を冒してまで回収には来ず、部屋の壁内などの電気配線に接続されたままになった盗聴器がもしあれば発見される事は無いので、半永久的に盗聴器が存在する部屋になっている。
そこへ次の入居者が居住し、電気の供給が開始された途端に盗聴器は稼働を開始するので、その後永遠に盗聴電波を発信したままになっているというケース。

アパートやマンション等は、自分が入居する以前の住人に仕掛けられた盗聴器がそのまま残されているケースも多い。
前住人に仕掛けた犯人はわざわざ危険を冒してまで回収には来ず、部屋の壁内などの電気配線に接続されたままになった盗聴器がもしあれば発見される事は無いので、半永久的に盗聴器が存在する部屋になっている。
そこへ次の入居者が居住し、電気の供給が開始された途端に盗聴器は稼働を開始するので、その後永遠に盗聴電波を発信したままになっているというケース。

これはアパートやマンション等に良くあるケースで、引っ越して来て入居した時に既に壁のコンセント内部や欄間などの隙間に盗聴器が仕掛けられている、といったパターンです。

このような場合の多くは、前の住人が盗聴のターゲットになっていて仕掛けられていたが、その前住人は引っ越して現在いなくなっても盗聴器だけはそのまま残されたままだった、という状態です。

実に「盗聴器付賃貸物件」に運悪く意図せず入居してしまったというパターンで、前の住人からの非常に迷惑な “お土産” という事です。

実際にそれを仕掛けた犯人は以前の住人をターゲットとして仕掛けた盗聴器であっても、そのターゲットの人物が退居したと判っても危険を冒してまで盗聴器をわざわざ回収しません。

「数万円で購入できる盗聴器1つの為に、もし無理に回収しようとして住居不法侵入で捕まったら・・」と考えれば、盗聴器などそのまま見捨てて放って置く場合がほとんどです。

そこへ何も知らず次に入居して来てしまった方には全くいい迷惑で、この場合も『盗聴マニア』達の餌食になってしまいます。

何らかの日用品に偽装されて販売されている盗聴器などに関して言えば、前出したコンセントタップ型盗聴器がベストセラー品として大量に流通しており、このような物になると何処から誰の手を経由して自分の所に来た物なのかさえ判らないというケースも多々あります。

実際に過去にあったケースでは、自宅で三つ又のコンセントタップが使用したくなったが仕事終わりに購入してから帰宅するのが面倒だった為に、会社で余っていた三つ又のコンセントタップを持ち帰って使用していたら実はそれが盗聴器タップだった、という事例もありました。

このような小型の日用品偽装型盗聴器などは、最初に数万円で購入して仕掛けた犯人がいる→その目的の盗聴行為を果たし終えた→が、盗聴器自体はそのまま放っておかれた→その後に誰かがそれを手にして通常の日用品として使用していた→これもまた用途が済んでそのまま放っておかれ、また次に誰かが手にして盗聴器とは知らずに使用している、などというパターンも多いのです。

↑実際の調査時の画像より。
盗聴器界のベストセラー品、コンセントタップ型盗聴器。
過去には、フリーマーケットで安値で投げ売りされていたこのようなタップを購入して来たらそれがたまたま盗聴器タップだったらしく、知らずに数年間も使用していたという事例もあった。

↑実際の調査時の画像より。
盗聴器界のベストセラー品、コンセントタップ型盗聴器。
過去には、フリーマーケットで安値で投げ売りされていたこのようなタップを購入して来たらそれがたまたま盗聴器タップだったらしく、知らずに数年間も使用していたという事例もあった。

このような日用品偽装型盗聴器が何かのきっかけで盗聴器である事が判明したとしても、それは始まりは誰をターゲットにした盗聴器だったのかは推測不可能な場合が多いという訳です。

このように、何らかの目的のターゲットにされてしまった訳ではなく、何の落ち度もなくてたまたま盗聴器類の害悪を受けてしまうケースが
“標的にされた訳ではないが、運悪く盗聴・盗撮の被害に遭ってしまう”という例なのです。

ではこのような、自分に対して仕掛けられた盗聴器や盗撮カメラではないのにトバッチリの被害を被らない為にはどうすれば良いか?

引っ越したらその部屋中のコンセント周りや欄間、天井裏等のありとあらゆる隙間を調べて、正規の店で新品以外の製品は購入せず、又、外部から家に入ってくる物体は全て一度分解して異常がないか調べてから使用する、という方法なら盗聴・盗撮被害を被る可能性は極端に少なくなるかもしれませんが、しかしこのような事を実際に行うには無理があります。

そうなると結果的には我々探偵や専門業者の盗聴電波・盗撮電波の調査が最も効率が良く、効果があるという事になります。

このような、トバッチリのプライバシー漏洩被害も多い事から、「盗聴や盗撮されている心当たりや不安は無いが、安心の為に一度調査をしてもらう事にした」といった保険的なご依頼も増えております。

前述同様に、『盗聴・盗撮されやすいケースは?』 というタイトルですが、目的があっても目的がなくても盗聴・盗撮の被害に遭ってしまう要因はさまざまあるので「誰でも被害に遭う可能性はある」という結論になってしまうと思います。


Place to set ▽


 【仕掛けられやすい場所】

仕掛けられやすい建物は?

「盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられていた」といった被害の報告や統計などから、仕掛けられやすい建物は判明しています。

※こちらのグラフは主に “盗聴器” のみに対してのグラフで、盗撮カメラの統計(数値)は含んでおりません。

アパートやマンションと一戸建て家屋という、一般家庭に仕掛けられるケースがやはり最も多い傾向にあります。

アパートやマンションについては、前出したように「前の住人に対して仕掛けられた盗聴器がそのまま残されていた」といったケースも相当数含まれているものと思われ、これによって割合が増えている部分も考えられます。

次いで飲食店等の店舗に仕掛けられるケースが最近増えているという報告があり、内情を調査してみると比較的小規模の商店等の店長や店主が自ら店内に仕掛けているというケースも意外と多いそうで、これは従業員の仕事振りや態度(接客態度など)を離れた場所からも監視する為に取り付けているといった事例が結構あるようです。

それ以外でも、このような不特定多数の人間が自由に出入りできる店舗であれば「店員の裏話のような何か面白い会話でも聞けないか・・」程度の興味本位やイタズラで仕掛けられるといった場合もあるでしょう。

会社や企業に仕掛けられるケースは興味本位やイタズラでといった理由はまず無いと思われ、やはり「その会社の情報を摂取する」という明確な目的があって仕掛ける場合が多いと推測されます。

ライバル会社の人間がこっそり忍び込んで仕掛けるといった危険を冒した行為よりも、むしろそのターゲットの会社の従業員に接触してしまい、金銭などで誘惑し、裏で取引をして当該従業員に自身の社内に仕掛けてもらうといった、自社を裏切る行為を勧めて仕掛けてもらうというパターンが多いようです。

その他、報告で聞かれるのは社内の同僚に恋心を寄せていて心情を探る為にその同僚の机付近に盗聴器を仕掛けて会話を傍聴していた、というケースも聞かれています。

ホテルや宿泊施設で、特にラブホテルに仕掛けられるケースは一時期は流行のように報告が多かったものですが、最近では減少傾向にあるようです。
実際ラブホテル周辺で電波の受信機を作動させてみても盗聴・盗撮の電波を感知する事は今はほとんどありません。
(当方で主に福島県内や栃木県内、茨城県北部のラブホテル街を調査してみても、ひと昔前のように盗聴・盗撮の電波は存在していないようです。
しかしこれは都道府県や地域により様々で、今でも流行のように仕掛けられるホテル街もあるとは思われます。)




 【建物内の場所】

次に、建物内(家屋内)で仕掛けられやすい場所は?

※こちらのグラフは主に “盗聴器” のみに対してのグラフで、盗撮カメラの統計(数値)は含んでおりません。

やはり最も出入りしやすいリビングや茶の間に仕掛けられるパターンが一番多いという統計です。

そのターゲットとなってしまった家人も基本的にはリビングや茶の間に居る時間が最も長いでしょうし、結果的に最も会話を多くする場所である事から犯人側も会話から得られる情報が最も多くなる場所という訳です。

寝室やベッド付近に仕掛けるというのは、仕掛ける犯人側の思惑は納得いく理由ですが、その仕掛ける犯人が寝室にまで入って行ける機会があるかどうかの問題にもなるでしょう。

空き巣のように留守中に勝手に忍び込んで仕掛けるようとすれば可能ですが、普通に来客として訪問した犯人が家人が目を離した隙に仕掛けようと企んだ場合は、そうそう簡単に寝室にまで入り込むという事は難しいのではないでしょうか。

このような事からも、もし寝室やベッド付近に盗聴器類が仕掛けられていた事が判明した場合、来客として入室した人物には全く心当たりがないとなると留守中に無断で不法侵入している人物がいる可能性も勘案されるという事になってきます。

又、ベッドに仕掛けられる盗聴器はリサイクルショップ等から購入したベッドに既に仕込まれていたという事例も過去に多くありました。

特にベッドに読書用の蛍光灯や小型の電気スタンドが据え付けられているタイプのベッドに仕込まれている場合が多く、これは盗聴器の電源を確保するには絶好の物だからです。

蛍光灯の電気配線に盗聴器を接続すれば簡単に電気を横取りできる訳で、詳しい電気配線の知識が無くとも難なくベッドの蛍光灯内に盗聴器を仕込む事が可能です。

玄関のドアにポスト(郵便物受け入れ口)が付いているタイプのドアは、このドアポスト内に盗聴器が仕掛けられるケースもあり、その理由は仕掛けやすさです。

アパート等のドアに付いているポストに手を差し込むと、もうそこは空間的には部屋内の空間という事になり、部屋のカギが全て閉まっていても唯一部屋内の空間に入れる部分です。

ポストの口から手を差し込み、内部の壁面や郵便物を受け入れるボックス面に超小型の盗聴器やカード型の盗聴器を両面テープで貼り付けるという手口で、その盗聴器の電池寿命が無くなったら一旦取り外す際も簡単です。

仕掛けられた被害者も、あの郵便物が投入されるボックスの中の内側(裏側)までは滅多に見る事は無いでしょう。
一生見る事が無いかもしれません。

玄関ドアのポストは、ドアの鍵が掛かっていても唯一その部屋内の空間に入れる部分。
ここに手を差し入れて、超小型の盗聴器やカード型の盗聴器を貼り付ける手口は、実に数秒で実行可能である。
下写真が電話線の保安器と言われる物。
プラスチックのカバーは簡単に外せて中のヒューズ類がすぐ見えるが、このヒューズを盗聴器に交換するという手口で電話の会話内容が盗聴される。
家屋の外壁まで歩み寄る事ができれば簡単に盗聴器を仕掛ける事が可能という訳である。

玄関ドアのポストは、ドアの鍵が掛かっていても唯一その部屋内の空間に入れる部分。
ここに手を差し入れて、超小型の盗聴器やカード型の盗聴器を貼り付ける手口は、実に数秒で実行可能である。
右写真が電話線の保安器と言われる物。
プラスチックのカバーは簡単に外せて中のヒューズ類がすぐ見えるが、このヒューズを盗聴器に交換するという手口で電話の会話内容が盗聴される。
家屋の外壁まで歩み寄る事ができれば簡単に盗聴器を仕掛ける事が可能という訳である。

このような手口は全てのアパートのドアに付いている郵便物受け入れ口で可能とは限りませんが、最近の新しいアパートドアの受け入れ口は大きくなって来ている傾向があるので、手首まで簡単に差し込めるものも結構たくさん存在しています。
(ネットショッピングの普及により、配達された物品が可能な限りポスト投函できるようにと、昔に比べて大きな作りになって来ている傾向があるそうです。)

一戸建て家屋と違い、アパート等は玄関ドアとリビング、茶の間、キッチンなどのスペースが比較的近いので、このように玄関部分に仕掛けた盗聴器でも集音される音声は侮れません。

又、部屋内の音声を盗聴する物ではなく、電話の通話を盗聴するタイプの物では電話配線や保安器に仕掛ける盗聴器という物もあり、これはそのターゲットの家屋の外壁にまで近付くだけで設置可能です。

電話配線の保安器という物は家屋の外壁に付いているプラスチックの箱状の物ですが、これは電柱から来ている電話線に繋がっており、落雷等があった場合に機能するブレーカー的役割をする電話線の安全装置として必ず設置されています。

アパートやマンションにも同じ機能の物が必ず設置されているので、この電話線の保安器内に盗聴器を仕掛けられる為に家の中に入る事なく設置可能という訳です。

これは基本的には電話用の盗聴器なので固定電話での通話を盗聴する物である為、家に固定電話が無いお宅は問題ありませんが、会社や商店等を営んでいる場合では現在でも固定電話を使用する頻度は高いので、そのような場合では最も仕掛けられやすい場所の一つにも成り得ます。

その他、台所等に仕掛けられるケースではリビングなどに仕掛ける場所が無かった場合に仕方なく設置されるパターンが多いのではないかと推測もできますが、盗聴したいターゲットが女性で、普段は良くキッチンで電話したりする人物だと判っているような場合は最初から台所狙いの可能性もあります。

一般の家屋のトイレに盗聴器が仕掛けられるケースもあり、過去には実際に当方での発見調査を行って撤去した経験もあります。
しかし、他の部屋内などと比べると割合的にはほんの数パーセントというところです。

ベッドルームのコンセント口(壁内)は最も盗聴器が仕掛けられやすい場所の一つと言える。
欄間の隙間の部分も比較的仕掛けられやすい場所であり、数センチの隙間があれば難無く仕掛ける事が可能。
家の掃除をする時でも欄間の中まで掃除する人はいないので、まず見付けられる事はない。

ベッドルームのコンセント口(壁内)は最も盗聴器が仕掛けられやすい場所の一つと言える。
欄間の隙間の部分も比較的仕掛けられやすい場所であり、数センチの隙間があれば難無く仕掛ける事が可能。
家の掃除をする時でも欄間の中まで掃除する人はいないので、まず見付けられる事はない。

又、その発見調査の時に実際に音声を傍受して聞いてみると、トイレ内の狭い空間に無理やり仕掛けられた盗聴器からの音声は響いて割れてしまう傾向にあり、クリアに盗み聞きされていた可能性は低いものでした。

現在の盗聴器の集音マイクは性能が良すぎるあまり、狭い空間内で大きく響くような音に対しては雑音になってしまいがちで、仕掛けた犯人はトイレ内の秘密の音声を聞きたかった目論見だったのでしょうが、その不純な希望は叶わなかったのではと推測されました。

やはりトイレ内に仕掛けられる物は盗聴器ではなく盗撮カメラが圧倒的に多く、公共施設や公衆トイレに盗撮カメラが仕掛けられるといったケースは度々報道されるものの、トイレ内に盗聴器というケースは仕掛ける犯人側にしても理に適わないという事でしょうか。

結果的には、やはりリビングや寝室に仕掛けられるケースが最も多く、仕掛ける犯人側にしてもそのような場所を真っ先に狙うでしょうが、絶好の隠し場所が無かった場合は悔し紛れに何処に仕掛けるか判りません。

仕掛ける犯人の思惑を考えれば、他人の家屋内や他人の会社内にまで盗聴器類を仕掛けてやろうという強い執着心が既にある訳で、その仕掛ける為の絶好の場所が見当たらなかったというくらいの事で諦めるとは考え難いと言えます。