探偵ファイル


探偵ファイル Ⅰ

こんな事件もありました。
過去の実際の調査業務を一部ご紹介しております。

※『探偵業法』に則る《秘密の保持の原則》に基づき、個人が特定されるような名前、団体名等は記載しておりません。


 探偵ファイル Ⅰ

過去の実際の調査業務を一部ご紹介しております。

※『探偵業法』に則る《秘密の保持の原則》に基づき、個人が特定されるような名前、団体名等は記載しておりません。

detective casebook ▽

アパートの盗聴器

先日、車で郡山市内をブラブラと盗聴電波調査をしていました。
車両に性能の良い受信機をセットし、街中を飛び交っている盗聴器の電波を拾うというものです。

今まで調査した事の無い住宅街を走行中、スグに盗聴電波受信。
盗聴器に最も多く使われる周波数の一つである “盗聴波Aチャンネル(398.605MHz)” という周波数です。

場所を特定してみようと探索を続けると、あるアパートからのものと断定。
盗聴器から発せられて来る音声は普通にラジオを聞くような感覚で、会話している言葉の節々もハッキリ聞こえます。
現在の盗聴器はこれ程までに性能が良いのです。

その会話に耳を傾けてみると、何やらアパート部屋内で借主と不動産屋が会話をしているようでした。
言葉の雰囲気から借主は若い女性の様子。

アパートに仕掛けられた盗聴器は、過去には大家が自身の経営アパートに仕掛けていて新婚入居者を盗聴していた、といった事件もあった。
このような “プライバシー泥棒” とでも呼べる卑劣な魔の手は蔓延を続けている!?

アパートに仕掛けられた盗聴器は、過去には大家が自身の経営アパートに仕掛けていて新婚入居者を盗聴していた、といった事件もあった。
このような “プライバシー泥棒” とでも呼べる卑劣な魔の手は蔓延を続けている!?

話しの内容から賃貸で借りたばかりのようで、部屋の引き渡しが済んだばかりのような状況です。

今日不動産屋と引き渡しの話をしているところなので、この部屋に仕掛けられている盗聴器は以前の住人に仕掛けられていた物がそのまま残されていたという事でしょう。

つまり、この部屋の前住人が盗聴の被害に遭っていて(盗聴のターゲットにされていて)、その前住人は引っ越して行ったが盗聴器を仕掛けた犯人はわざわざ盗聴器を取り外しには訪れないので、そのまま部屋内に盗聴器が残ったままになっている状態という事ですね。

部屋内に残されたままになっている盗聴器とは言っても、目に付く場所に設置されていればそのような不動産業者や管理会社によって撤去されるはずですが、そういった方々でも気付かないという事はおそらく壁の中のコンセント電源などに接続された盗聴器ではないかと推測されます。

さすがに不動産業者でも管理会社でも、クリーニングなどに訪れても壁の中までは確認しませんからね・・

可能性は低いですが、過去に実際に有った例では大家が仕掛けていたという事例もありました。
大家自身が所有(経営)する部屋に盗聴器を仕掛けて、新婚夫婦の入居や女性が入居した際にこっそり盗聴して楽しんでいたという悪質な事例もあったのです。

今日新しく引っ越して来たこの女性は本当に気の毒です。

何も知らず、意図せずに盗聴器付きアパートに入って来てしまったのですから・・

もしそのように(壁内に)取り付けられた盗聴器だと、コンセントの電源を横取りしながら盗聴器が稼働するのでブレーカーが落ちるか停電にならない限りは半永久的に盗聴されてしまうという事になります。
知らずに入居したこの女性は、何も非が無いのに永遠に盗聴され続けてしまうという訳です。

このようにアパートやマンションは、以前の住人に仕掛けられていた盗聴器がそのまま残っているパターンが非常に多いと推測されます。

郡山市内の住宅街は30分程度車を走らせると必ず一箇所は盗聴電波が拾えると言っても過言では無い状況で、やはりアパートやマンションから発せられる盗聴電波は非常に多いです。

もっと一般の皆さんが、
「盗聴器や盗撮カメラは身近に存在しているものだ」という認識を、
「盗聴や盗撮は誰でも被害に遭う恐れがある」という危機感を持って頂けますよう切に願うばかりです。




一年近くに及んだ浮気調査

数年前に、一年近くに渡って浮気の調査をした事がありました。

調査の対象者、つまりターゲットは某一流企業の支店長、40代男性。
社内の不倫で、部下である20代の女性と秘密の関係です。
上司と部下の不倫という訳ですね。

この上司(ターゲット)は東京から単身赴任していて福島県内○○市内の会社寮に住んでおり、離れて暮らす奥さんの目が届かないという、浮気には絶好の状況。
浮気相手の部下の女性は地元ですが、小さな子供が2人居るバツイチ独身です。
現在は子供2人と共に同市内の実家で暮らしています。

毎回この不倫カップルを尾行するのは比較的楽でした。

なぜ楽かって?
この両者、行動を起こせばワンパターンで必ずラブホテルに行くからです。
それもほとんど毎回同じ、隣町の「○○○ホテル」だからです。
両者は不倫の為にこのラブホテルの会員カードも作っていたようです。

しかもこの不倫カップルはラブホテルに行かないのは実に週に1~2日程度。
つまり、一週間の5~6日という大半は同じラブホテルに入り、宿泊して朝そこから出勤するのです。

おかげでこちらとしては、ラブホテルへの両者の出入り等が労せず何度も撮影でき、不貞行為の証拠はたくさん取得できたのでありがたいターゲット(?)とでも言える案件でした。

しかし大半の日をラブホテルで宿泊とは、よくそんなにほぼ毎日のホテル代があるものだと最初は感心すら覚えました。

が、最終的にはこの両者は会社(本社上層部)にも社内不倫が暴露されて表沙汰になるのですが、その後の社内での調査で会社の金を不正に横領していた事も判明したらしく。

この上司、他県への泊り掛けでの出張の際もこの部下の女性を休暇扱いにしておいて現地へ向かわせ、仕事の済んだ夜に合流→同じホテルに宿泊。
もちろんこの不倫宿泊した領収書もそのまま『出張による宿泊費』として会社へ提出という徹底ぶりだったそうです。

このように横領したお金を不倫のホテル代や飲食代に充てていたという訳ですね。
なるほど・・
そうじゃなければこんなにホテル代が続く訳がない。
いやはや、逆に見上げたものです・・

この両者はしょっちゅうこのような事をしていたので、社内のほとんどの社員は以前から「あの2人はあやしい・・」と感づいていたようです。

この上司の男性は会社寮で独り暮らしですから身の自由が利きます。
大半の日を会社寮に戻らず、ラブホテルに宿泊する事も可能だった訳です。

しかし部下の女性の方はバツイチで配偶者の目は無いとは言っても、小さな子供が2人も居るのにどうして毎日のように男とホテルに宿泊できるのか?

そうです、
この女性、家にほとんど帰らないので実家の両親が子供2人の面倒をいつも看てくれていたようです。

女性が家に帰るのは週に1~2日程度なので、両親には「夜の仕事もしていてなかなか帰宅できない。なので子供の面倒を看ていてくれ。」と嘘を言って週の大半の不倫外泊を続けていたようです。

最近ではほとんどのホテルで会員制度やポイント制度を行っている。
このようなものを利用して割引などが受けられるので、浮気や不倫でのホテル利用も会員となった特定のホテルでの密会も増えている。

最近ではほとんどのホテルで会員制度やポイント制度を行っている。
このようなものを利用して割引などが受けられるので、浮気や不倫でのホテル利用も会員となった特定のホテルでの密会も増えている。

我が子よりも不倫相手の上司が大事だったのです。
この上司から毎日のようにお小遣いとしてお金も貰っていたから余計なのかも知れませんね。
不倫というより割り切り援助交際、売春と言った方が近い状況だったのかもしれません。

ここでまた一つ疑問が・・
これ程までに家に帰らない女性って・・
じゃあ着替えは?

そうです、
この女性、ほとんど着替えないのです。
一週間の内に違う服装が2パターンくらいなのです。

それはそうですね、週に1~2日程度しか家に帰らないのですから大半は同じ服を着ている事になる訳です。

これも前述した「尾行するのが楽だった」という話に繋がるのですが、ほとんどいつも同じ服装なので追跡していて見失うという事が無いのです。
調査員一同、「こんなに見失う恐れがないターゲットは初めてです」との声。

不倫(男)にハマってしまい、20代の若い女性が週に2回程しか着替えない・・
これ程まで不倫にのめり込んでしまう女性も居るのですね。

更にこの女性、調査を進めて行くと他にも同年代の彼氏が居る事も判明。
不倫相手の上司と会っていない時間に隙をみて彼氏と会い、良い彼女を演じていました。

ちなみにこの彼氏とホテルに行く時は、さすがに上司とは違うホテルでしたが・・
しかしすごい関係、すごい女優ですね・・

この上司と部下の不倫調査は、「どんな言い逃れや嘘も許さないよう、とにかくたくさんの証拠を取得して欲しい」という依頼者の要望もあって、かなり長期間に渡って調査を行いました。
おかげで何十回というホテルでの不貞行為の証拠も取得できましたが、あまりにも長期間の調査だった為にその他にも様々な情報が得られました。

この女性は以前から男遊びが盛んで、その結果最低でも過去に2回以上堕胎していた事まで判り。
そのような苦い経験も彼女にとっては重い事柄ではないのでしょうね。
だから懲りずに今も不倫を続けている・・

このようないい加減な性格の女性なので、以前に住んでいたアパートは何カ月もの家賃を滞納したまま勝手に退去しており、今現在も逃げている状態だという事まで判り。

確かに、一年近くに渡って調査して情報収集したのですから、この2人に関する情報量はハンパではありませんでした。
この案件の報告書作成には何束のコピー用紙を費やした事か(笑)。

この大量に取得された不貞行為の証拠やその他の情報を依頼者へ報告すると、依頼者は両者の会社の本部にもこれらの事実を通告したらしく、上司の男性はスグに地方支店へ飛ばされたようです。
要は左遷という事でしょうね。

女性の方は社内での表立った処罰は無いものの、他の上司一同もこの不倫などの事実を確認し、一生出世や昇給は無い扱いの社員にされたそうです。

可哀想なのはこの不倫女性の子供達。
母親が恋しい年頃なのにほとんど家に帰って来ない母親。
ほとんどの時間をお爺ちゃんお婆ちゃんと過ごしていた訳ですから、さぞ寂しい思いをしていた事でしょう。

そして、上司の男性の奥さんにも同情しました。
この奥さんは、他県(ここ福島県)へ単身赴任している夫を信じて、頻繁に「お疲れ様です、お仕事頑張って下さい」という内容の励ましの手紙を送っていたそうです。
又、誕生日や何かのイベント事が有る度にプレゼントも送っていたそうです。

こんな健気な奥さんを想うと我々探偵もやりきれない思いになります。
浮気はいけませんね・・

あまりにも長期間の調査だった為に、数年経った今でもこのターゲット両者の車種やナンバーが記憶から消えません。
今でも街で同型の車種と擦れ違う度に思わず振り向いてしまう程です。




強烈な復讐

ある女性からの依頼で、婚約者でもある彼氏の浮気調査です。

婚約者と言っても正式な婚約こそしていないものの結婚の約束は数ヶ月前にしており、お互いの親にも挨拶済みという恋人関係です。

結納や結婚式の準備も徐々に段取りを進めていた頃のようですが、なぜか最近、依頼者である彼女が結婚の話しを出す度に彼氏の方は言葉をはぐらかし、落ち着きが無くなって話しをそらすという毎日・・

結婚秒読みだと思っていたのに、なぜ??
まさか彼の方は結婚する気が無くなってしまったの??

ズルズルと結婚式の予定が立たないまま、しまいには親にも「一体いつになったら結婚式を挙げるの?」等と不審がられる日々になってしまったそうです。

そこで彼女は何か怪しいと感じ、彼の行動調査とも言える浮気調査を依頼して来たという訳です。

早速ターゲットである彼の尾行から始めました。

会社が終わると彼の車両は家(帰路)とは違う方向に向かいます。
なるほど、これはちょっと怪しい・・

すると数十キロも離れた2つ隣町のショッピングセンター駐車場で他の女性と合流。
女性は彼の車に同乗し、そのまま近くの居酒屋へ入りました。

うーむ、ますます怪しい・・

2人の入った居酒屋を張り込んでいると、ターゲットの彼は時折独りで居酒屋の外へ出て来て携帯電話で話すという行動も取っていました。

後で依頼者に伺って判明したのですが、この時は依頼者の彼女自身が彼へ電話を掛けていたそうです。
結婚を約束したはずの彼女からの電話を取るのに、他の女性と一緒の居酒屋内では都合が悪いという事ですね。

これは完全に怪しい・・

しかし早合点してこの時点で浮気だという先入観を持ってはいけません。
そのような先入観は行動の調査をする上では最も危険な憶測とも言えます。
思い込みで決め付けて掛かると、大事な部分を見逃してしまう事になります。

今はあくまでも女性と居酒屋に居るだけ・・
まだ浮気の決定打とはなりません。

が、居酒屋の中の2人の様子を探るために我々調査員もこの居酒屋内へ入ってみると、2人はかなり仲の良い感じ。
飲み物を互いに回し飲みし、ぴったりと寄り添われた肩はどうみても恋人同士が居酒屋で呑んでいるようにしか見えませんでした。

その後ターゲットとその女性は揃って居酒屋を退店。
彼の車に同乗し、彼自身の運転で数分離れたラブホテルへ・・
やはり入ってしまいましたね、この時点で浮気確定です。

依頼者である婚約者に結婚する意志が無くなったような態度を取っていた彼の真実は、浮気(二股)でした。
ちなみに飲酒運転です。
確認しているだけでもジョッキのビール2杯はたいらげています。

両者が乗車した彼の車はラブホテル内の所定の駐車スペースに停められたものの、ラブホテル特有の車体を隠すビニール製カーテンは閉めていません。
(大人の方ならビニールカーテンの意味は判りますよね・・)
彼の車両は丸見え状態でラブホテルに駐車中という状態です。

婚約者が居ながら浮気をしているというのに、なんと無防備な・・
酔っているからボロが出ているのでしょうか。

数時間後2人はそのラブホテルから出て来ましたが、こちら側としては大きな苦労も無く浮気確定の両者のツーショット写真も撮影できました。

とまぁ、これで浮気調査は終了。
この日の結果を御報告書として依頼者の彼女へお渡ししました。

依頼者の彼女は、結婚まで考えていた彼の裏の姿を確認する事になり気の毒ですが、結婚する前にこの彼の本性が判明して、ある意味良かったと言えば良かったのかもしれません。
知らずに二股を掛けられていて、こんな浮気男だと知らずに結婚してしまっていたらと想像したら、そっちの方がゾッとするでしょう。

浮気を疑ってスグに問い詰めても正直に白状する人は極稀です。
言い逃れできない確実な証拠を取得してから問い詰めるに越した事はありません。
何よりも、その相手に警戒心を与えずにこっそり探りを入れて行動を確認する事がまず第一歩です。

浮気を疑ってスグに問い詰めても正直に白状する人は極稀です。
言い逃れできない確実な証拠を取得してから問い詰めるに越した事はありません。
何よりも、その相手に警戒心を与えずにこっそり探りを入れて行動を確認する事がまず第一歩です。

その後、依頼者の彼女は言うまでもなく彼とは別れたそうです。
良くある(?)浮気によっての別れ、婚約破談といった案件でした。

これで普通なら業務も完全に終了なのですが・・

しかし・・

この件が終わってから数ヵ月後、我々も忘れかけていた頃にこの依頼者の彼女からまた連絡が有りました。
何やら協力して欲しい事が有るとの事。

新たな何かの依頼かなと思いましたが、詳しく伺うと例の前回の婚約破談事件に関係している事柄らしい。

その内容というのは、
前回の件で調査したターゲットの彼が、近々結婚するらしいとの事。
結婚の約束をしていたにもかかわらず浮気(二股)していたあの彼です。

共通の知人を通して彼が結婚するという情報が判ったらしく、その相手というのは実にあの時浮気していたあの女性だという事です。

この情報を聞いてから依頼者の彼女は復讐心に火が点いてしまった模様。
確かに、婚約者の彼氏を横取りされたようなものですからかなり悔しいのでしょう。
自分だけ騙されていたようなもので、浮気していた張本人の2人だけ幸せになるなんて絶対に許せない!!
といった感じのようです。

しかし探偵に何の協力をして欲しいのか?
詳しく伺ってみると・・

それは当時の浮気調査した資料であるDVDを少々造り直して欲しいとの事。
(当方では書面の御報告書とは別に、調査時にビデオ撮影した映像を簡単に編集してDVD-Rに作成してお渡しもしていました。)

このDVDを再編集して欲しいという事ですが、それは映像の所々に文字等(テロップ等)を入れて第三者にも浮気している様子が良く判るように編集して欲しいとの事。

はて???
どうしてそのような事を依頼して来たのでしょうか?

伺うと、なんとその浮気調査DVDを判りやすく編集して彼の結婚式当日の披露宴会場で上映してやろうと企んだそうです。

つまり、
『新郎は今日の結婚式を迎えるにあたり、こんな形で二股を掛けていました!』
という内容の映像を皮肉たっぷりのテロップと共に、知人や親戚一同が揃った場で暴露してやろうという訳です。

ひぇー!! 何と恐ろしい・・
確かに “正当な復讐は正当な行為である” というコトワザも有るようですが・・

最近では披露宴でビデオレターを上映したり、新郎や新婦の生い立ち等を簡単にドラマ形式にして作成したビデオを上映する場合が有るようです。
このようなものと一緒にこの “浮気調査ビデオ” を結婚式場側に渡して、ドサクサに紛れて上映してくれるよう仕組もうというのです。

もちろん結婚式場側のスタッフには上映前にどのような映像なのか、中身が判ってはいけません。
(事前にそのような“浮気調査・二股男映像”だと判ったら、それを平気で上映する結婚式場はありませんからね・・)

その為、具体的にどのような方法で上映させてしまうのか、依頼者の彼女はその段取りまで練っていました。
そのDVDは披露宴当日に式場のスタッフに手渡し、「仲の良い友人同士で作ったビデオレターなので、サプライズとしてこのまま放映して下さい。」という事で、中身を確認される間もなくいきなり上映してもらおうという計画のようでした。

さすがにこの依頼には驚きました。
いくら探偵は依頼者の味方だとは言っても、これはあまりにも無謀で危険な行為です。

危険というのは、万が一これによって披露宴が台無しになって大きな騒ぎになり、業務妨害や侮辱罪等として依頼者の彼女が訴えられる可能性も無いとは言えません。

とりあえず依頼者の彼女をなだめて、そこまではヤリ過ぎだと説得。
なんとか最終的には彼女は思い留まってくれたようです。

しかし何らかの復讐はしたいとの事。
結局彼女は、浮気調査時の証拠写真等をこの新郎新婦宅を始め、実家や親戚宅に送りつけてやるという結論に至ったようです。

それでもヤリ過ぎと思い、これに関しても我々は一度は止めましたが、しかし強制的に阻止するような権限まではありませんので最終的には依頼者の彼女の判断に任せるしかありません。

その後は我々も依頼者の彼女と連絡を取り合うような事も無かった為、その“浮気写真送付作戦”は実行したのかどうか判りませんが、あの時の怒りに満ちた彼女の様相を思うと実行した可能性は高く・・

この新郎新婦もその後どうような状態になったのかも知る余地はありません。

浮気の復讐は怖いですね・・
確かに自業自得と言えばそれまでなのですが・・
人間の復讐心の強さを思い知らされた案件でした。




旦那に内緒で避妊薬

「妻が浮気をしているかもしれない・・」
という男性(夫)からの依頼で、ターゲットである奥さん(30代)の浮気調査を行いました。

もし本当に妻が浮気をしているようであれば、きっちり慰謝料を請求して離婚したいとの事。

そして約一か月半に渡る浮気調査の結果、案の定このターゲット(妻)は別の男性と浮気をしていました。

依頼者の旦那様は平日は毎日仕事に出向いています。
この妻はパート勤務で不定期なバラバラの休日であり、平日の休日の際に浮気相手と逢瀬してホテルへ入室していたというものでした。

仕事の休日が異なる夫婦特有の、配偶者が仕事で目が届かない時に浮気をしていたというパターンですね。

確実な浮気の証拠は取れて最低限の任務は遂行となりましたが、更に調査を行って他にも何か情報が無いか?
そう考えると尚も尾行や追跡を続けてみるというのはもちろんの事ですが、普段の日常ある物で意外な情報を得られる事が多々あります。

それはゴミです。
探偵なら誰もが一度はやった事がある、ターゲットのゴミあさり・・(笑)

ゴミ収集日にゴミ捨て場付近に張り込んで、ターゲットの排出したゴミ袋を回収するというものです。
その捨てられたゴミから使用品や生活習慣等を読み取る事ができます。
汚い作業になりますが仕事なので仕方ありません。

今回もこの手法でターゲットのゴミを調べてみる事に。
ちなみに依頼者の旦那様とは「ゴミを回収して調べてみる」事は打ち合わせ済みです。
(旦那様自身が排出予定のゴミを調べても良いのですが、家の中でゴミ袋を漁っている姿を妻に見られると怪しまれるという事で、ゴミ捨て場に排出された袋を我々が回収するという一般的な方法を取ります。)

こちらのお宅は、旦那様はまだ夜が明けない早朝から出勤するお仕事なので、朝7時頃に出勤する妻がいつもゴミを排出しているとの事。
これにより、予定通り妻の手で排出されたゴミ袋を回収。

そのゴミを調べてみると・・
何やら不思議な物が・・

薬のカプセルや錠剤が1個ずつ小分けされているプラスチックシート(PTPシート)がゴミの中から出てきました。
裏側は銀紙になっている薬のシートの使用済みです。

↑こちらは実際のピルの一例。
このような小さな錠剤のシートですので、一見すると子供の駄菓子(?)と思われるかもしれません。
ピルの代表的な物では、[アイピル] [トライディオール] [エリオット] [エラワン] [ノルレボ] [ポスティノール] [トリキュラー] [ヤスミン] [マーベロン] [レボノル] [ダイアン]
などという薬品名が付いています。

↑こちらは実際のピルの一例。
このような小さな錠剤のシートですので、一見すると子供の駄菓子(?)と思われるかもしれません。
ピルの代表的な物では、
[アイピル] [トライディオール] [エリオット] [エラワン] [ノルレボ] [ポスティノール] [トリキュラー] [ヤスミン] [マーベロン] [レボノル] [ダイアン]
などという薬品名が付いています。

一見すると子供のお菓子の殻??にも見えましたが・・
いいえ、これは間違いなく薬の錠剤の空きシートです。

その使用済みシートに表記されている文字を良く見てみると、それは紛れもなく避妊薬の “ピル” の薬品名でした。

妻が排出したゴミ袋の中には、ピルの服用後の空きシートが入っていた、
つまり、この妻はピルを服用していたという訳です。

しかもこの空きシート、表記されている文字は全て英文で薬品名が表記されているだけ。
この事から、正規に日本の病院(内科)で処方された物ではなく、ネットで海外から取り寄せた物である事は明らかでした。

現在ではこのような薬品も処方箋不要で簡単にネット注文でき、海外からの個人輸入は輸入者本人の個人使用のみであれば違法ではありません。
そのような海外からの個人輸入を代行してくれるサイト・サービスもありますので、いとも簡単に、そして誰にも知られずにこのような薬品を手に入れる事ができるのです。
(それはそうですね、妻が正規に日本の病院(内科)に通って処方されると通院歴などから夫に知られてしまう可能性もありますからね・・)

他の男と浮気する為に内緒でピルを服用し、そのピルの空きシートを堂々と自分の家のゴミと一緒に排出していた妻・・

度胸がいいと言うかなんと言うか・・

おそらくですが家のゴミ箱にそのまま捨てるような事はしないで、ゴミ収集日にゴミ袋を出す直前に忍ばせて排出していたとは思われますが・・

ピルは経口する避妊薬ではありますが避妊の目的以外でも処方される場合もあり、一概にはこれだけで浮気に繋がるとは言えないケースもあります。
しかし依頼者であるご主人に確認してみると、そのような病気や服用は全く知らなかったし、妻の口から聞いた事もないとの事。

確かに、何もやましい事がなく正当な理由でピルを服用するのであれば、わざわざ内密に海外から個人輸入する必要はないですからね。

このケースではおそらく『浮気の為のピル』に間違いはなさそうです。

浮気の為に旦那に内緒でコンドームを隠し持っていた妻というのは度々目にする事はありますが、旦那に内緒でピルまで服用しているとは・・
さすがに初めてのケースです。

この事実により、旦那様としては妻の浮気を追及する為の材料が一つ増えたという事ですね。
もし妻を問い詰めて「このピルは浮気の為に内密に服用していたものだ」という確認や証言でも取れれば、その後の慰謝料の請求などにおいてはプラスαで旦那様有利になる事でしょう。
(妻の浮気・不貞行為は、より悪質なものだと判断されやすくなるという事です。)

ちなみに、誰にも知られないようネットで取り寄せたピルのシート(PTPシート)では、日本語で『ピル』や『避妊薬』といった文字は表記されていません。
聞き慣れない英文、薬品名が表記されているのが普通ですので、知らない人が見ても何の薬か判らない場合がほとんどでしょう。

少し恐ろしい話しですが、自分の妻や彼女がこのような薬を内緒で持っていませんか?




盗聴調査の依頼?

私の同級生である友人から、「知人の方で部屋に盗聴器があるかも知れないので悩んでいる方が居る・・」
といった話しが有りました。

もちろん当方にご依頼頂けましたら盗聴器の発見調査も可能ですが、当事者の方はどうしようか迷われている様子であまり話しも煮詰まっていない感じ・・

調査に関しては良く検討して頂く事になりましたが、この当事者の方というのは盲目の方なのです。

それからほぼ一ヶ月後、再度この同級生に会う機会があったので前回の件を聞いてみると、当事者の方はどうやら他の業者に盗聴調査を依頼されたらしいとの事。

詳しく聞いてみると、何やらその業者はまだ相談の段階でも強引に調査を行うよう勧めて来たらしく、断り切れずにやむなく調査をしてもらったような感じらしい。

強引に調査実施を勧めるというのは好ましい事ではありませんが、それでもきちんとした調査を行ったのであれば問題は無いでしょう。
しかし調査時の内容を良く聞いてみると、何やら2つの盗聴器が発見されて撤去を行い、料金は数十万円というかなりの高額を請求されて支払ったとの事。

あやしい・・

もしかすると当事者が盲目なのを良い事に、さも2つもの盗聴器が仕掛けられていてそれを撤去したかのような芝居を打ったのかも・・

実際には仕掛けられてもいない(存在していない)盗聴器をでっちあげて、撤去したような芝居をうって高額な費用を請求する悪徳な詐欺業者も実在しているのです。

この業者を疑う証拠は有りませんが、通常2つもの盗聴器が仕掛けられていた等という時点で疑問が残ります。
このような事例は非常に稀だからです。

盗聴器を一つの家屋に2つ以上仕掛けるというのはかなり盗聴器に関して精通した知識が必要になります。
正に盗聴のプロが仕掛けた仕業でしか有り得ません。
(単純に2つの盗聴器を仕掛けても盗聴電波が混線したり干渉したりして役に立たなくなってしまう場合もあるので、盗聴電波の周波数や仕掛ける場所についてなどの専門知識が必要になります。)

そこまで盗聴のプロが出てきて、盲目の方の家に盗聴器を仕掛ける理由は有るのか?・・

そしてこの時請求された撤去料金もかなりの高額・・

この業者が本当にそのような詐欺的業者だったなら一般の方でも騙される可能性は有るでしょうし、増して盲目の方なら尚更騙されやすいでしょう。

やはりこの発見業者なる者におそらく騙されたのでは・・

↑弊社での実際の盗聴調査時の一例。
きちんとした調査を行ってみないと、本当に盗聴器が存在しているかどうか判りません。
調査をせずに「盗聴器があるはずだ!」と決め付けてしまうのは要らぬ不安だけが増してしまいますし、数千円程度の簡易発見器などを使用して反応が無かったので「盗聴器は無い!」と判断してしまうのも危険です。
少しでも不安な心当たりがある場合は、専門的な調査を行ってみる事をお勧めします。

↑弊社での実際の盗聴調査時の一例。
きちんとした調査を行ってみないと、本当に盗聴器が存在しているかどうか判りません。
調査をせずに「盗聴器があるはずだ!」と決め付けてしまうのは要らぬ不安だけが増してしまいますし、数千円程度の簡易発見器などを使用して反応が無かったので「盗聴器は無い!」と判断してしまうのも危険です。
少しでも不安な心当たりがある場合は、専門的な調査を行ってみる事をお勧めします。

業者と言いましたが、特には盗聴調査の業者などではないのかもしれません。
盗聴器に関しての知識など無いが、単なるお金目的の悪徳人物で、盗聴器に対して不安を抱いている人の心に付け込んで強引に調査をして料金を請求して来た可能性が高いと思われます。

そのような悪徳な詐欺もありますので、もし一般の方が盗聴器の発見調査を何処かに依頼されたような場合は、必ずその調査には立ち会って頂く事をお勧めします。
その調査している人物の傍に付いて、発見調査している状況を逐一細かい所まで見ているようにして下さい。

もし盗聴器が発見されたといった場合は、取り外し撤去する場面も良く見ておくようにお願い致します。
それは何処に仕掛けられていたのか?
どのような状態で取り付けられていたのか?

これだけでも詐欺業者への警戒・敬遠のアピールになります。

そして更に、最低でもその仕掛けられていた盗聴器の周波数くらいは聞いておくようにして下さい。

きちんとした知識があってきちんと発見調査を行って撤去した業者であるならば、その仕掛けられていた盗聴器の周波数というものを聞かれてもすんなり答えられるはずです。

そのような事を聞いてみて、即答できないような発見業者であれば疑って掛かった方が良いでしょう。

このような、実際には仕掛けられていない(存在していない)盗聴器をでっちあげて、その発見撤去料を請求するような騙しは『盗聴器撤去詐欺』とでも言えるかも知れませんが、実際に被害の報告も多数ありますのでご注意下さい。




盗聴からストーカーへ

ある独り暮らしの女性から盗聴調査の依頼です。

このように盗聴器発見の調査依頼を受けると、我々は調査機材を車に積み込んで依頼者宅へ向かうのですが、その時に車で向かっている最中も何気なく盗聴電波を探しながら車を走らせています。

車内で性能の良い受信機の電源を入れて、車を走らせているだけで街中の盗聴電波発見の調査の一つにもなるからです。

この案件の時は、車を走らせていると依頼を受けた御宅のアパートに近付くに連れて受信機に反応が現れてきました。
そしてその目的の依頼者のアパート駐車場に到着すると、フルスケールの強い盗聴電波が確認できました。
盗聴波Aチャンネルという電波の周波数です。

これは有るぞ・・

何処の部屋なのかはまだ判りませんが、明らかに依頼を受けたアパートの棟からの盗聴電波です。

まず依頼者の部屋へ伺って入室し、調査を開始しました。
というか、調査を開始する為に依頼者の部屋に持ち込んだ受信機の電源をONした途端、スグに反応が有ります。

受信機の周波数設定が盗聴器の受信電波に合わせたままになっていたので、電源を入れた瞬間に反応を示したという訳です。

綿密な調査を行う前の準備段階での盗聴電波発見。
この時点で盗聴器が存在している事は確認できているという訳ですが、果たしてどこに仕掛けられているのか?

依頼者の許可を得て部屋内を歩き回ってみると、パソコンの電源やモデム類をタコ足配線しているコンセントタップが盗聴器タップであるという事が判明。

もちろん念の為に再度部屋内を綿密に調査しましたが、この他に盗聴器の類は有りませんでした。

結果、車でこちらへ向かっている最中にアパートの近くから既に反応を示していた盗聴電波の発信源は、運良く依頼者本人の部屋からのものだったという訳です。

依頼者宅に仕掛けられていた盗聴器を撤去する事ができましたのでこれにて一件落着となった訳ですが、今回この盗聴器の発見調査を依頼された経緯や盗聴された心当たりを伺う事ができたのでご紹介します。

どうやら仕掛けた犯人に、ある程度の目星は付いているようなのです。

依頼者の女性は20代の独身、当該のアパート部屋に独り暮らしです。
ある企業のショールーム的な店舗の受付や事務といった仕事をされていて、毎日不特定多数の客と接するような仕事です。

数カ月前の事、客として来店された男性が居たそうです。
ある商品を購入して行ったものの、この男性、購入した商品の使い方が判らないといった理由でその後も数回来店していたそうで、彼女自身も少々顔見知りになっていたようです。

「説明書を読めば判るのに・・」といった内容の簡単な事でも逐一来店し、彼女の説明を受けていたのでこの男性の名前や顔を覚えてしまったとの事。

そしてその数週間後、なんとこの男性はその店舗へ従業員として入社して来たというのです。
正社員では無いものの、確かにこの店舗では求人誌によるパート従業員の募集を行っていたのです。
(ある日突然、客だった男性と同僚になったという訳です。)

この時は彼女もまだ「あれ・・? あのお客さんだ・・、この店を気に入ってくれて入社して来たのかしら・・」といった印象しか受けていなかったようですが、この時点でちょっと不審ではありますね。

それからの仕事場での日々は特に変わった様子は無かったようですが、ある日の出来事を境にこの男性を怪しいと思うようになったそうです。

その怪しむきっかけになった出来事とは、
彼女は同じ社内で仲の良い同性の友人Cさんと2人で鍋パーティーをやろうという計画を立てており、この話を彼が聞いていたらしいのです。
(彼が職場の何処で聞き耳を立てていたのか判りませんが、Cさんと予定を立てた会話内容が何処かで彼の耳に入ったと思われます。)

そしてこの彼は、友人Cさんの方へ「自分も鍋パーティーに参加したい」と言って来たそうです。
もちろんこの申し出にCさんはビックリ。
当然Cさんから当事者の彼女に伝えられ、この彼女もビックリという訳です。

いつも彼女とCさんは女性同士の2人で食事をしたり遊んだりしていた仲なので、そこに男性が一人飛び入り参加するのはかなり抵抗が有ったそうですが・・
しかしその後の職場での人間関係の事を鑑みると、断り切れずに参加OKにしたそうです。
(もちろん彼女もCさんも気は進みませんが仕方なく・・)

この友人Cさんというのは実家暮らしなので、独り暮らしである当事者彼女の部屋で2人はいつも団欒していたらしく、もしかしたらこの辺の事情も彼は既に知っていたのかもしれません。

この鍋パーティーも必然的に彼女の部屋で行われる予定だったので、自分もパーティーに参加すれば彼女の部屋に入れると思った可能性は充分有り得ます。

この彼が盗聴器を仕掛けた犯人だとすれば、
「彼女の事をもっと知りたい・・」
「彼女の部屋に入る事ができれば盗聴器を仕掛けられる・・」
「盗聴器を仕掛けて音声を傍受すれば彼女の様々な情報が得られるのではないか・・」
と企んでいた可能性は高いでしょうね。

一度でも彼女の部屋に入る事ができれば盗聴器を仕掛ける事は難無く可能ですので、以前から何とかして部屋に入ろうと考えに考えていたのかもしれません。
そんな時にフッと耳に入ってきた「彼女の部屋で行われる鍋パーティー」の情報。
彼は「これはチャンスだ!」と思った事でしょう。

そして予定通り鍋パーティーは彼女の部屋で行われ、もちろんこの彼も参加したそうです。
鍋を食べ終わると皆スグに解散したそうですが、今になってあの時の状況を思い出してみると、女性2人が台所に立っている間、彼を部屋に(リビングに)一人にしていた時間はあったとの事。

コンセントタップ型の盗聴器は仕掛けるのに10秒もあれば充分です。
この彼は盗聴器タップをポケットに忍ばせて鍋パーティーに参加してきて、彼女とCさんの2人が目を離したスキに部屋に元々付いていたタップと付け替えてしまえば良い訳ですから、仕掛けるのにさほどハードルも高くありません。

結果、やはりこの彼が盗聴器を仕掛けた犯人と推測するならば理論的にも現実的にも実行可能で、つじつまも合うという事ですね。

そして更に不審なのは、この鍋パーティーの数日後から彼は急激に彼女へ接近して来たそうです。

増え続けるストーカー被害。
ストーカー規制法が施行されても警察が確実に捜査を行えるケースは少ないのも現実。
このような事からも、ストーカー被害を解決に導く機関として探偵や興信所が支持される事が多くなっている。

増え続けるストーカー被害。
ストーカー規制法が施行されても警察が確実に捜査を行えるケースは少ないのも現実。
このような事からも、ストーカー被害を解決に導く機関として探偵や興信所が支持される事が多くなっている。

「僕はスピリチュアルの能力が有るから君の考えている事を当ててみせる」等と言って彼女に話し掛けて来ると、それはCさんにしか話した事が無い情報をピタリと言い当てる事が有ったり、
彼女とCさん2人でカラオケに行った時はそこの駐車場で彼を見掛けたり、
同じく2人でショッピングに出掛けた際もその同店内で彼の存在を見掛けた事が有るようで、
どう考えても偶然ではない出来事が度々起こっていたそうです。

「行く先々で彼の姿を見掛ける・・」
「やはり彼に付きまとわれている可能性が高い・・」
「しかしどうしてこんなに私の(私とCさんの)行動が知られているのだろうか・・」

よくよく考えてみると、そのような情報は彼女自身の部屋内で話していた事柄ばかりだと気付きます。

「私が部屋内で話したり、部屋内で電話していた会話内容が聞かれている・・」
「という事は部屋内に盗聴器と言われるような物が仕掛けられているのではないか・・」
と、彼女はここで初めて『盗聴されているかもしれない』という恐怖心に襲われたそうです。

そこまで気付けばその後は考えるまでもないですね。
盗聴器を仕掛けたのは、盗聴しているのは誰?→言うまでもなくその彼が最も怪しいと判断したという訳です。

やはりスムーズに考えると、彼は鍋パーティーに半ば強引に参加して彼女の部屋へ盗聴器を仕掛け、その後は彼女やCさんが話している会話を傍聴していたのでしょう。

彼女とCさんの2人はとても仲の良い友人なので部屋内でも電話でも様々な情報を話していたでしょうし、そのような会話内容が盗聴されていたとなれば2人の行動は手に取るように事前に把握されています。

更にその後に判った事では、彼女達の仕事はサービス業なので職場の人達は交代で休日を取るのですが、彼女が公休の日は彼も具合が悪いと言って欠勤していた事も判明したらしいのです。

彼女が休日で自宅に居る時には彼も休暇を取ってしまって盗聴を行っていれば、効率良く彼女の情報が傍受できたという訳ですね。

彼にはそのようなストーカー的要素が有り、鍋パーティー以降は盗聴によってほとんどの行動が把握されて、こっそり付きまとわれていたと考えられます。

女性にしてみれば本当に気持ち悪い事でしょう。
中にはこのような盗聴の被害に遭って精神的に病んでしまう方も居るくらいです。

この盗聴器発見調査の当日、本物の盗聴器を目の当たりにした彼女は落ち込んでいたようですが、しかしその数日後には不安要素の2つが排除されて元気を取り戻したようです。

この不安要素の2つとは?
もちろん1つはこの盗聴器の撤去ですが、もう1つは最も肝心な彼の存在が無くなった事でしょう。

実は数日前、問題の彼からとうとう彼女へ告白があったそうです。
しかし彼女の返事はもちろんNO。
もしかしたら自分に盗聴器を仕掛けた可能性が高い男性から交際を求められてもOKするような奇特な女性はまず居ないでしょう。

このNOの返事を聞いた彼はその後、風のように職場を辞めて去って行ったそうです。

これから先、またこの彼が新たな手法でストーカーを始める可能性は全く無いとは言い切れませんが、とりあえずいま目の前に存在している不安要素が去ったと言う事は一先ず安心です。

当方でも今回の事により彼女に対するストーカー的な状況を把握し確認できましたので、もし次にまた彼から何らかのアクションが有れば通報するのにも充分な材料は揃っていると言えます。

とりあえず現在はプライバシーを脅かす “盗聴器” も “彼の存在” もありませんので以前のような普通の生活を取り戻して欲しいと思います。




結婚した自覚がない女性

普通の浮気調査として依頼を受けましたが、調査対象者であるターゲットは新婚一ヶ月半の新妻です。

20代で新婚一ヶ月半、幸せの絶頂期と言っても良いこの女性に浮気の疑いが??

依頼者であるご主人に詳しい事情を伺うと、
新婚ホヤホヤのはずなのに家事を一切やらない・・
平日夜に遅く帰ってくる日が度々ある・・
主人も休日である週末に夫婦一緒に出掛けるという事が無く、妻一人で勝手に出掛けてしまい遅くまで帰らない・・
何処へ出掛けていたのか尋ねてもハッキリとした場所を答えない・・

う~む、確かにあやしいですね。

早速彼女を張り込み、尾行を行いました。
主には彼女の仕事終わりからの行動と、休日に独りで出掛けてしまうという行き先を調べます。

そして約半月ほど、そのような彼女の行動を調査しましたが特には他の男性との接触も無く、幸いな事に浮気をしているような事実は一切有りませんでした。

しかし、調査によって明らかになった事は「本当にご主人を愛して結婚したの??」という疑問が浮かび上がるような行動の毎日でした。

長年の婚姻生活の後に、相手への愛情が薄れていくケースは多いが、なかには最初から相手を愛して結婚した訳ではないケースもあるとか。
「旦那は仕事をして給料さえ入れてくれればいい・・」、
「妻は家事をしてくれる家政婦でいい・・」、
といった、表向きだけの婚姻生活をスタートさせる夫婦も実は多い!?

長年の婚姻生活の後に、相手への愛情が薄れていくケースは多いが、なかには最初から相手を愛して結婚した訳ではないケースもあるとか。
「旦那は仕事をして給料さえ入れてくれればいい・・」、
「妻は家事をしてくれる家政婦でいい・・」、
といった、表向きだけの婚姻生活をスタートさせる夫婦も実は多い!?

平日夜(仕事終わり)の帰宅が遅い原因は、ショッピングセンターでの長時間の買い物です。
服を眺めたり、花屋でブラブラ時間を潰したり・・

でも最終的には食材を購入し、その買い物袋を持参して帰宅する姿を確認しています。
「あれ・・?、ターゲットの新妻は家事は一切やらないという話しだったようだが・・?」

後で伺って判った事ですが、この妻が購入してきた食材はご主人が毎日自分で調理して食べているそうです。
「なんともまぁ新婚なのに・・、お疲れ様です・・」

もう1つの問題は休日に独りで勝手に出掛けてしまい、なかなか帰らないという行動。
休日の朝から妻を尾行すると、数十キロも離れた某市の化粧品販売店に入っていく姿を確認。

調査員も店内へ入って内部の様子を探りたいのですが、男性調査員が化粧品店に入っても間が持たないので急遽女性調査員を呼び出し、店内へ入って状況を確認してもらいます。

結果、化粧品販売店とエステが一緒になった店舗のようで、ターゲットの妻は美顔エステを施術してもらっているとの事。
何やら予約制で1回あたり1万円以上するコースが行われているとの事でした。
このエステを毎週末の休日に受けているようです。

「毎週あんなに高額のリフトアップのエステをやっているから肌がキレイなんですね。」と女性調査員。
「リフトアップ? なんですかそれは・・?」我々男性にはその辺のエステの事は良く判りませんが、とにかく高級なエステにお金を費やしているようですね。

妻は数時間のエステを終えて当該店舗を退店。
追跡を続けると、近くのショッピングセンターで昼食のお弁当とデザートらしき物を2人分購入。

「2人分購入したという事は、たまには家に帰ってご主人と食べるのか・・」
と思ったら、ターゲットはそのまま彼女自身の実家へ直行しました。
2人分のお弁当などは実家の実母と食べるものだったようです。

あらあら、本当にご主人は放ったらかしなんですね・・
さぞお腹も空かせている事でしょう・・

その後ターゲットが実家から出て来たのは日が暮れる頃で、それからやっとご主人の待つ家へ帰路につきました。

これがターゲットの毎週末の休日の行動だったんですね・・

新婚一ヶ月半でご主人は毎日完全に放ったらかし・・

ターゲットである新妻は、独りでショッピングにエステに実家で寛ぐという自由気ままに、自分の思うままの行動・・

ご主人に同情致します・・

これらの調査結果を依頼者のご主人へ報告しましたが、なかなかハッキリ言えないようなタイプのご主人なので改善は望めそうもないようです。

その際に依頼者ご主人に伺った事ですが、このように家事も一切やらず一緒に何処かへ出掛けるといった事も全く無いばかりでなく、夜の夫婦生活も全く無いとの事。

じゃあこのターゲットの女性はなんで結婚したのだろう・・?

浮気じゃなかったのが幸いですが、こちらの夫婦はこの先もずっと “只の同居人” の関係で過ごして行くのでしょうか・・

もしかしたら、こんな家庭って増えているのかもしれません。




中学生が盗撮

ある店舗を経営しているオーナーの方から依頼を受けました。

こちらの店舗は個人経営の小規模な食品スーパーで、店舗建物の外にトイレの建物が離れで建っていました。
トイレ単体の離れですが、入口で男性側と女性側に別れているタイプの建物で、内部はもちろん完全に男女隔離されています。

店の従業員の方も利用するトイレになっていますが、最近この女性側トイレで“覗き” や “盗撮” らしい被害が出ているとの事でした。

オーナーは以前からそのような盗撮的な気配があったと客に指摘を受けた事もあり、従業員の一人(女性)も隣の個室から盗撮されたような心当たりがあるという報告も受けていたそうです。

「もし本当にウチの店舗トイレでそのような被害があるのならば犯人を捕まえて欲しい」といった依頼です。

「とりあえずやってみましょう」という事で当該のトイレの監視や警戒から始めました。

トイレの監視とは言っても、もちろんトイレの目の前でじっと凝視している訳にはいきません。
そのような事をして「トイレの前に不審な男がいる」と、逆に私が買い物客に通報されてしまっては困ります。

あくまでも遠目からの監視と、常にトイレ近辺に居るようにして従業員の方から不審な事があったらスグ駆け付けられる態勢でという待機、張り込みの方法です。

業務を始めて数日後、この店のレジをしているパート店員さん(女性)がトイレ付近にいた私に突然駆け寄って来ました。
「今トイレに入ったら、トイレの隣の個室から髪の毛が出ていた・・」と青い顔をして報告。

詳しく聞くと、女子トイレの並んだ個室には下方に数センチの隙間が有り、その隣の個室の隙間から髪の毛が少し出て来たというのです。

その隣の個室内の人物は、いかにも隙間から覗くような体勢という事なのでしょう。
当事者のパート店員さんは怖くなってそのままスグ出て来たとの事。

出た、犯人だ !
急いで女性トイレ内へ急行。

そのパートの店員さんにはトイレの入り口前に居てもらい、他の客が入らないよう説明して貰うようにします。
普通にトイレに入ってきた女性の客と男性の私が顔を合わせて騒ぎにでもなったらコントになってしまいますから・・

そうして女子トイレ内を捜索開始。
と言っても、数個並んだ個室の内でカギの掛かっている個室は一箇所しか有りませんでした。
被害者のパートさんに確認を取ってもその個室に間違いないとの事。

テレビドラマならこの時点で個室の上から乗り込んで「コラー ! 」っと犯人逮捕となるかも知れませんが、いきなりそのような乱暴な事は出来ません。

まだ『覗き』と決まった訳ではありませんし、もしかしたらこのパートさんの見間違いかも知れないからです。
もし見間違いや勘違いだったらとんでもないお叱りを受けてしまいます。

増加、そして多様化する少年少女による犯罪。
「盗撮」という分野でも犯罪の低年齢化が進んでいる。
中学生のお小遣い程度でも手軽に購入できる超小型カメラが多量に流通していることも要因の一つである。

増加、そして多様化する少年少女による犯罪。
「盗撮」という分野でも犯罪の低年齢化が進んでいる。
中学生のお小遣い程度でも手軽に購入できる超小型カメラが多量に流通していることも要因の一つである。

そのまま数分間様子を見てみますが、何も変化無し。

では私がわざと、そのカギの掛かった個室の隣に入ってみます。

注意深く壁の下方の隙間を注視していると、やっぱり現れました。
男の手につままれた薄型のデジタルカメラが壁の下からそーっと差し出される様子。

隙間から差し出されたデジタルカメラはそのまま2~3秒静止され、またそーっと引っ込め戻されて行きます。
どうやらこの犯人は薄型のカメラ本体を隣室へ差し出し、手早くシャッターを押してまたカメラを引っ込めるという手口のようです。

しかし、この犯人が今撮影した映像を確認すればビックリする事でしょう。
女性が下着を脱いで居るはずの映像が、そこにはゴツイ男が居てカメラ目線で写っているのですから・・

とりあえずこの時点で盗撮行為の確認は取れました。

しかしどうやって逮捕しよう・・
無理に「開けろ ! 」と言っても往生際が悪ければなかなかドアを開けないでしょう。

大きな騒ぎにして店や他の客に迷惑が掛かってもマズいです。
残念ながら個室の上から乗り込む程のスペースは無い壁の構造です。

考えた結果、そのまま知らないフリをする作戦にしました。
私は個室から出てトイレの入り口付近で数分間そっとしています。

全く動きが無いようなので再びトイレ内へ入り、わざと離れた個室に入ってトイレットペーパーを引き出す音と水を流す音を発生させて、さも無関係の第三者が普通にトイレを利用したように装いました。

おそらく犯人はトイレの中でかなり焦っているはずです。
隣室を盗撮した映像になぜ男が写っていたのか?
もしかして自分がカメラをそーっと差し出して盗撮している事がバレているのか?
ではなぜ盗撮している事が判ったのに何のアクションも起こして来ないのか?
それどころか普通に他の客がトイレを使用している・・
もしかして今通報しに行っているのか?
ならば今すぐ逃げた方がいい・・
と、犯人が考えて自ら出てくるように仕組んだのが大正解。
そそくさと逃げようと、犯人は個室から出て来ました。

「え・・? まさかこんな少年が・・」
見るからに中学生男子でした。
言うまでも無く御用。

子供や少年程、逮捕時には無駄に暴れるものですが私もさすがに中学生には腕力では負けません。
そのまま取り押さえて店の事務室へ連行となりました。

依頼者である店のオーナーと共に少年を追及。
所持品を検査するとデジタルカメラの他に、なぜかエッチな成人誌も懐に隠し持っていました。

もちろんその後は警察へ引渡しとなりました。

中学生でも簡単に盗撮するような時代、盗撮できてしまう時代になってしまったんだなと痛感させられる事件でした。

確かにデジタルカメラ等も数千円で非常に性能の良い物が売られています。
中学生の小遣いでも気軽に購入出来るでしょう。
いつ何処に盗撮の目が有るか判りません。

特に女性の方は大変でしょうが、トイレ等では“盗撮被害”という事を常に意識しなければならない時世なのかもしれません。