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〜 コラム 〜

探偵ファイル W

過去の実際の調査を一部ご紹介しております。



※過去の調査業務に関する事柄ですが、
『探偵業法』に則る、
《秘密の保持の原則》に基づき、個人が特定されるような名前、団体名等は記載しておりません。



『返金詐欺』

今ではほとんどの店が商品の返品や返金といった事もサービスで行ってくれます。
一週間以内でレシートを持参の場合のみ可能であったり、未開封の状態に限り応じてくれたり等、これら返品や返金というものは店側のサービスとして行われています。

法律的に厳密に言うと、代金を支払って商品を一旦持ち帰った時点で店側と一個人としての売買契約は成立した事になるので、法的には店側は返品や返金は行わなくても良いのです。
つまり、不良品や破損品だった物以外では店が返品や返金してくれないからといっても法的には文句は言えないという事です。
(クーリングオフの制度は原則として訪問販売等に関する事柄なので、一般店舗での売買契約には当てはまりません。)

しかし日本の店はどこも親切ですから条件に合えばお金を返してくれる店ばかりでしょう。
そこにつけ込んだ返金の詐欺が有ります。

この詐欺手法は、万引きGメンがいくら目を光らせていてもなかなか発見する事は難しい犯行で、店側の注意でも防ぐ事は困難なものです。

その犯罪手法というのは、
店舗の出入り口等に設置されているゴミ入れから捨てられたレシートを拾って、それを基に返品や返金を申し出る、という手法です。

特には一般の男性客の場合、買い物をしてもレジで受け取ったレシートを持ち帰らずにゴミとして捨てて行ってしまう方がほとんどではないでしょうか?
その捨てられたレシートには最近では商品名や値段、JANコード(バーコード)の番号等が表記されています。

この犯行の手順は、
まずこの捨てられたレシートを拾って持ち帰ります。
後日(翌日)、この拾ったレシートを持参して手ブラで来店します。
(家から関係の無い紙袋やビニール袋のみ一緒に持参して入店します。)

先日拾ったレシートに表記されている商品の売り場へ向かい、同一の商品を手に取ります。
(拾ったレシートに表記されている商品名やJANコード(バーコード)等を確認して、同一の商品であるかを充分確認。)

この時点で手に取った商品と拾ったレシートが一致している事になります。
そのまま所定の返品レジ(サービスカウンター等)に向かい、手に取った商品とレシート、及び家から持参した紙袋等を一緒に差し出して返品、返金を申し出ます。
(これらの3店セット=@実際の商品、Aその商品名が一致したレシート、B家から持参した紙袋、→を一緒に差し出されて返金を申し出られると、店員側は家からこの紙袋に商品を入れて持参して返品に来たのだと本能的に錯覚してしまうようです。)

店員側も値札の付いたキレイな商品とレシートが揃っているので疑う余地も無く返金に応じてしまうという訳です。

言ってしまえば犯人に“返金”では無く、“只でお金をあげている”という事ですね・・・

店によっては返金等の際に客に住所や氏名を求める店も有りますが、虚偽の住所、氏名を書かれてしまえば追及しようがありません。

もちろん被害に遭いやすいケースは食品以外の服や靴等が多いようです。
「サイズが合わなかったから返品したい・・・」等と犯人が返品の理由を付けやすいという事も有り、金額も比較的大きい為です。

これによって犯人は元手が全くいらずに詐欺によってお金を手に入れる事が出来てしまうというものです。

この詐欺手法は十数年前から報告されている犯罪ですが、くれぐれも決して真似しないようにお願い致します。
普通の万引きと違って詐欺行為に当たりますので、単なる窃盗より非常に重い罪になります。

店側の防御策は、店舗に設置されているゴミ入れの頻繁な清掃でレシートが簡単に拾われないような状況にする事と、不要な方には予めレシートを発行しないという対策も考えられるでしょう。

又、返品や返金に際しては人物を出来るだけ覚えておくという事も重要です。
同一人物が2度も3度も不自然な返品、返金を申し出て来るような場合は要注意と言えます。

このような怪しい返品の申し出が実際に有っても、なかなか店側としてはその客に対して、「この商品は本当に買われた物ですか?」等とは聞けないでしょう。

事前の防御策を念入りにするしか対策は無いようです。




『中学生が盗撮』

ある店舗を経営しているオーナーの方から依頼を受けました。

この店舗施設は個人経営の小規模な店舗で、店舗建物の外にトイレの建物が離れで建っていました。
トイレ一つの建物ですが、入口で男性側と女性側に別れているタイプのトイレ建物で、内部はもちろん完全に男女隔離されています。

店の従業員の方も利用するトイレになっていますが、最近この女性側トイレでノゾキや盗撮らしい被害が出ているとの事でした。

オーナーは以前から、そのような盗撮的な気配があったと客に指摘を受けた事もあり、従業員の一人(女性)も隣の個室から盗撮されたような心当たりがあるという報告も受けていたそうです。

「もし本当にウチの店舗トイレでそのような被害があるのならば犯人を捕まえて欲しい」といった依頼です。

「とりあえずやってみましょう」という事で当該のトイレの監視や警戒から始めました。
トイレの監視とは言っても、もちろんトイレの目の前でじっと凝視している訳にはいきません。

そのような事をして「トイレの前に不審な男がいる」と、逆に私が買い物客に通報されてしまっては困ります。
あくまでも遠目からの監視と、常にトイレ近辺に居るようにして従業員の方から不審な事があったらスグ駆け付けられる態勢でといった待機、張り込みの方法です。

業務を始めて数日後、この店のレジをしているパート店員さん(女性)がトイレ付近にいた私に突然駆け寄ってきました。
「今トイレに入ったら、トイレの壁の下方隙間から髪の毛が出ていた・・・」
と青い顔をして報告。

詳しく聞くと、女性トイレの並んだ個室には下方に数センチの隙間があり、その隙間の隣の個室から髪の毛が少し出て来たというのです。
いかにも隙間から覗くような体勢という事でしょう。
当事者のパート店員さんは怖くなってそのままスグ出て来たとの事。

出た、犯人だ!
急いでトイレ内へ急行。

もちろんそのパートの店員さんには女性トイレの入り口前に居てもらい、他の客が入らないよう説明して貰うようにします。
普通にトイレに入ってきた女性の客と男性の私が顔を合わせて騒ぎにでもなったらコントになってしまいますから・・・

そうして女性トイレ内を捜索開始。
と言ってもカギの掛かった個室は一箇所しか有りませんでした。
被害者のパートさんに確認を取ってもその個室に間違いないとの事。

テレビドラマならこの時点で個室の上から乗り込んで「コラー ! 」っと犯人逮捕となるかも知れませんが、いきなりそのような乱暴な事は出来ません。

まだ『ノゾキ』と決まった訳ではありませんし、もしかしたらこのパートさんの見間違いかも知れないからです。
もし勘違いだったらとんでもないお叱りを受けてしまいます。

そのまま数分間様子を見てみますが何も変化無し。
では私がわざと隣の個室に入ってみます。

注意深く壁の下方の隙間を注視していると、やっぱり現れました。
男の手とデジタルカメラのレンズ・・・
犯人は手早く撮影して、またカメラを引っ込めたような感じです。

犯人が今撮影した映像を確認すればビックリする事でしょう。
女性が下着を脱いで居るハズの所にゴツイ男が居て、カメラ目線で写っているのですから・・・

これで確認は取れました。
しかしどうやって逮捕しよう・・・
無理に「開けろ ! 」と言っても往生際が悪ければなかなかドアを開けないでしょう。

大きな騒ぎにして店や他の客に迷惑が掛かってもマズイです。
残念ながら個室の上から乗り込む程のスペースも無い造りのトイレです。

考えた結果、そのまま知らないフリをする作戦にしました。
私は個室から出てトイレの入り口付近で数分間そっとしています。

全く動きが無いようなので再びトイレ内へ入り、わざと離れた個室に入ってトイレットペーパーを引き出す音と水を流す音を発生させて、さも関係無い第三者が普通にトイレを利用したように装いました。

犯人はトイレの中でかなり焦っているはずです。
なぜ男が居たのか?
バレて捕まえに来たのか?
カメラで盗撮した事はバレているはずなのに何のアクションも起こして来ない・・・
それどころか普通に他の客がトイレを使用している・・・
もしかして今通報しに行っているのか?
ならば今すぐ逃げた方がいい・・・
と、犯人が考えて自ら出てくるように仕組んだのが大正解。
そそくさと逃げようと犯人は個室から出て来ました。

見るからに中学生男子でした。
言うまでも無く御用。

子供や少年程、逮捕時には無駄に暴れるものですが、私もさすがに中学生には腕力では負けません。
そのまま取り押さえて店の事務室へ連行となりました。

所持品を検査するとデジタルカメラの他に、なぜかエッチな成人誌も懐に隠し持っていました。
もちろんその後は警察へ引渡しとなりました。

中学生でも簡単に盗撮するような時代、盗撮できてしまう時代になってしまったんだなと痛感させられる事件でした。

確かにデジタルカメラ等も数千円で非常に性能の良い物が売られています。
中学生の小遣いでも気軽に購入出来るでしょう。
いつ何処に盗撮の目が有るか判りません。

女性の方は大変でしょうが、特にトイレ等では頻繁に盗撮という可能性も有るという事を常に意識しなければならない時世なのかもしれません。



様々な欲望が渦巻く昨今、犯罪も多種多様化しています。




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